統計データで確認!マヨネーズの消費動向…全国1位は島根市

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

今月の1日は「マヨネーズの日」だったそうです。

そこで、本日は「マヨネーズ」の生産動向や消費動向(需要動向)について調べましたので、その結果をご紹介したいと思います。

 

マヨネーズ 消費

マヨネーズとは?

まずは、マヨネーズの概要をおさえておきましょう。フリー百科事典「ウィキペディア」によると、以下のように説明されています。

マヨネーズ(フランス語: Mayonnaise)は、食用油・酢・卵を主材料とした半固体状ドレッシング。卵は卵黄のみ使用するものと全卵を使用するものがある。

(中略)

日本の企業が販売しているマヨネーズは、全卵タイプのものも存在するが、最も市場占有率の高いキユーピーの製品は卵黄タイプである。一方、世界では全卵タイプのものが主流である。また、日本人の好みに合うよう菜種油、大豆油等のくせのない植物油と米酢を主原料にしており、この点でも欧米のものとは風味が異なる。



「マヨネーズ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2020年2月12日 (水) 18:55  UTC、URL:http://ja.wikipedia.org/

以上の説明によると、日本のマヨネーズは、使用している原料などの点で欧米とは異なるようです。

マヨネーズの歴史

マヨネーズの発祥・語源については諸説あるようですが、キユーピー株式会社のWebsite によると、以下のように掲載されています。

18世紀半ば、メノルカ島(スペイン)での出来事です。当時イギリス領だったこの島にフランス軍が攻撃をしかけました。その指揮をとっていたのがリシュリュー公爵。戦火の中、公爵は港町マオンで料理屋に入り、お肉に添えられたあるソースに出会いました。

そのソースを気に入ったリシュリュー公爵は、後にパリでそのソースを「マオンのソース」として紹介しました。それが「Mahonnaise(マオンネーズ)」と呼ばれ、その後「Mayonnaise(マヨネーズ)」となりました。これがマヨネーズの最も有力な起源説といわれています。

(中略)

1925年3月ついに日本初のマヨネーズの製造に踏み切ります。商品名はキユーピー マヨネーズ。誰からも愛されるようにと名付けられました。



キユーピー株式会社のWebsite 「History  歴史」
https://www.kewpie.co.jp/mayonnaise/history/index.html

1925年ということは、大正14年には日本初のマヨネーズが生まれていたことになります。マヨネーズは古くから日本人に親しまれてきたことが分かります。

マヨネーズの生産動向

続いて、マヨネーズの生産動向を確認してみましょう。

農林水産省『食品産業動態調査』によると、 マヨネーズの生産量は 2018年で約22 万トンとなっており、近年、概ね横ばいで推移しています。

2000年初頭と比べると、水準はやや低下していますが、大きな変動はみられず、極めて安定した生産動向となっているようです。

 

マヨネーズ生産量

 

マヨネーズの消費動向

マヨネーズに対する家計の消費動向も確認してみましょう。

消費動向については、総務省「家計調査」を使って確認していきます。なお、「家計調査」の見方については、こちらの投稿をご確認下さい。

年間支出金額の推移

まずは、マヨネーズ(マヨネーズ・マヨネーズ風調味料)に対する1世帯当たりの年間支出金額の推移を確認します。

下のグラフをみると、概ね横ばいで推移しています。2010年頃と比較すると、やや低下しているものの、生産動向と同じく、安定した推移となっています。

マヨネーズの消費量推移

月別の支出金額

また、2018年の支出金額を月別にみると、1月と2月の支出金額がやや低いものの、それ以外の月はほぼ横ばいで推移しています。季節変動は少なく、年間をとおして安定した支出金額となっています。

マヨネーズの消費量・月別推移

年代別の支出金額

加えて、2018年の支出金額を世帯主の年齢階級別にみると、年代による大きな差はみられません。全世代にわたって親しまれていることがうかがわれます。

マヨネーズの消費量・年代別

地域別の消費ランキング

参考までに1世帯あたりの年間支出金額(2016年~2018年平均)を都道府県庁所在市(政令指定都市を含む)別¹にみると、鳥取市が1位となっています。その要因として、鳥取市は 目玉焼き、卵焼きなどの卵料理にもマヨネーズをかける人が多いからとの指摘がみうけられ、実際、 鳥取市は卵の消費量(数量)でも全国1位となっています。

マヨネーズの消費量・都道府県別

こうした中、私たちが住む新潟市は年間の支出金額で全国2位、数量で全国5位とマヨネーズ好きな地域の一つとなっています。

感想

新潟市がマヨネーズ好きな地域の一つということには、驚きました。

新潟市は各種の野菜に対する支出額も多い地域なので、それに伴い、マヨネーズの消費量も多いのかもしれません。

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¹

都道府県庁所在市(政令指定都市含む)の結果はサンプル数が少ないため、参考として記載しました。必ずしも実態を反映しているとは限りませんので、ご注意下さい。