マーケティングに関するオンラインセミナーに参加して

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

先日、マーケティングに関するオンラインセミナーに出席しました。学ぶ点が多かったので、本日はその内容の一部をご紹介したいと思います。

 

オンライン セミナー

セミナーの感想

受講したセミナーは以前から当センターでお世話になっているマーケティング・コンサルタントの松野恵介氏が代表理事を務める一般社団法人コトマーケティング協会の「Withコロナの商売へ」です。

同協会のメンバーがクライアントの方々と一緒に4月以降、売上の回復・向上を目指して活動してきた成果の一部が伝えられました。聴講して特に印象的だった点を3つに絞り、以下にご紹介いたします。

1.この先、どうしたいですか?

今年のように先行きに対する不透明感が長引くと、「この先、どうなるのか?」といった今後の見通しに興味・関心が向かいます。しかし今回のセミナーでは「先行きについて様々な情報を集めて予測するのも良いけれども、情報を集めた上で自分自身がこの先、どうしたいのか?も考えていこう!」との提案がありました。

確かに不安が高まっているときには、情報収集に力を入れ過ぎて、右往左往しがちです。いわば、情報に振り回される状態です。

だかこそ、「自分はどうしたいか?」という点を絶えず自分自身に問いかけたいと思いました。もちろん、自分の意志は時間の経過とともに変更しても良いわけです。大切なことは単に情報を集めるのではなく、「自分なりの考え方をまとめるため」あるいは「新しい行動をとるため」といった具合に、何かしらの目的に沿って情報を集めることではないかと気づきました。

2.お客様(相手)が困っていることはなんですか?

商品のスペック・価格だけではなく、「お客様はどんなことに興味があり、どんな不満や不安、不便を抱えているのか?また、それを解決したり役立ったりする情報も提案していこう!」とのアトバイスがありました。この点は従来から松野先生がおっしゃっていることであり、新型ウイルス禍でも同じとのことでした。

経済活動が停滞し業績が振るわなくなると、前回の投稿でもお伝えしたとおり、目先の売上を確保するために、お客様のことを無視した自分勝手な提案や自分の都合をもとした提案をしがちになります。今回のオンラインセミナーに参加して、自分の思い込みではなく、まずは目の前のお客様の興味・関心や悩みに向き合い、それに応えていくことの大切さを改めて実感しました。

3.既存のお客様とつながっていますか?

今回のセミナーでは、自社のファンを生み出していこう!と繰り返し提案されていました。単なる売り買いの関係ではなく、自社に愛着や信頼を感じてもらえるお客様をどうやって増やしていくのか?また、そういったお客様とどのようにつながっていくのか?などについて、各種の事例をもとにした説明もありました。実際、お客様との関係性が強い企業ほど業績の回復度合いが強いといった話も聞かれました。

私の周りをみても、厳しい経済状況下で健闘している事業者の中には、SNSやDM(ダイレクトメール)などを通して自社の情報をお客様に伝達し、良好な関係を築いている事業者が多い気がしています。普段からお客様とどのように接しており、今後、どう接していこうとしているのかが今、問われている気がします。

まとめ

同じ環境の中で仕事をしていると、自分の考え方が固定化されたり、新しい情報の入手が難しくなったりします。そのため、今回のようなオンラインセミナーの受講は他地域の情報や自分では体験できない事例などを知ることができ、とても良い刺激になりました。感染拡大の防止や移動時間の削減にもなるので、今後もできるだけオンラインセミナーを活用していきたい思っています。

なお、主催した一般社団法人コトマーケティング協会の方々にはこの場を借りて感謝申し上げます。