こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの江口です。
お陰様で最近は、色々なテーマの研修やセミナーの講師をさせていただく機会があります。中でも近年、聴講者に好評なテーマの一つに「手書きPOP広告」の作成方法があります。
「なぜ好評か?」というと、単に講師の話を聞いているだけではなく、作業をしながら完成品にまで仕上げるため、達成感が得らやすいことが大きいと思います。
もちろん、それだけではなく…
- 売上に直結しやすい
- お客様の反応が分かりやすい
- コストがかからない
といったことから、「ちょっと試しにやってみようか…」といったモチベーションの向上にもつながりやすいのだと思います。
『売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方』の感想
ただし、研修会等に参加する機会があれば、すぐにPOP広告を書けるようになりますが、そのような機会がない場合は、なかなか独学では挑戦しにくいものです。
また、研修会等を受講したことをきっかけに、本格的に「手書きPOP広告」を学んでみようと思っても、特段の方法もありませんでした。
こうした中、「手書きPOP広告」の初心者から上級者まで幅広く学べる書籍が出版されました。著者は以前ご紹介したことのある増澤美沙緒先生で、『売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方』(同文舘出版)という書籍です。
本の中には、様々なPOP広告事例があり、これを見ているだけでも、とっても楽しいです。無論、読み進めていくことで…
- キャッチコピーの作り方
- イラストの描き方
- スタッフ写真の撮影方法
- 読みやすい文字の書き方
- マジック・筆ペンの使い方
- 吹き出しなどの飾り付けの方法
- POP広告の置き場所
などの知識がアッという間に手に入ります。
初めて「手書きPOP広告」に挑戦する方、POP広告を書いているけどよりレベルアップしてみたい方にはピッタリだと思います。
最後に
手書きPOP広告に携わって8年くらい経ちますが、POP広告を書く最大のメリットは、意識や営業姿勢の変化にあると思います。
例えば、今までお客様から買っていただくまで待っているだけだった、いわば受け身でいたお店があるとします。その店がPOP広告を書くことによって、お客様に買っていただけるように働きかける、つまり能動的に取り組んでいこうとする際の「きっかけ」になるケースを多く見てきました。
そのため、もし待っているだけではなく、自分から仕掛けてみたいと思っている人にとっては、今日ご紹介した書籍がとっても参考になると思い、ご紹介しました。