こんにちは、新潟経済社会リサーチセンターの江口です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」について、ご紹介します。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師・酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『コワイほど◯◯する』
このキャッチコピーに含まれる「コワいほど」という言葉は読み手の興味を喚起する強い言葉です。例えば次のコピーはどちらの方が読み手の興味を引くでしょう?
A:「部下の本音が分かる会話テクニック」
B:「コワいほど部下の本音が分かる5つの会話テクニック」
「コワいほど」という言葉の有無だけでコピーの印象が異なることが分かりますね。様々な業種に応用すると下記のようになります。
「コワいほど汚れが落ちると評判のハウスクリーニング」
「コワいほど記憶力がよくなるちょっとした学習法」
「コワいほどよく当たる占い喫茶」
「コワいほど角質がボロボロ落ちるタオルとは」
「コワいほどくびれる骨盤体操」
「コワいほど熟睡できる枕」「自社商品の宣伝用に良い言葉はないかしら?」と悩んだ時には、このような「強い言葉」をコピーに含めることを考えてみてください。プロのコピーライターでなくても比較的簡単に読み手の興味を引くコピーを書くことができます。
(酒井とし夫(2011)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』No.453)
最後に
私の場合、最近年齢のせいか、伝えたい言葉が出てこず「あれ」「これ」「それ」で、すますことが多くなっているので、「コワイほどよく思い出せる◯◯」というキャッチコピーを見かけらたならば、その商品に迷わず手を伸ばします!