新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している 「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第99回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『最近オレ、老けたな…そんな風に感じたら』
このコピーを応用してみましょう。
「最近オレ、老けたな……そんな風に感じたら髪型を変えてみませんか?」と応用すると理容室のコピーとして使えます。
「最近オレ、老けたな……そんな風に感じたら服装を変えてみませんか?」
と応用すると衣料品店のコピーとして使えます。
「最近オレ、老けたな……そんな風に感じたら一度メンズエステを体験してみませんか?」
と応用するとエステの無料体験告知のコピーとして使えます。
「最近オレ、老けたな……そんな風に感じたらメガネを変えてみませんか?」
と応用すると眼鏡店のコピーとして使えます。
「最近オレ、老けたな……そんな風に感じたら少し身体を動かしてみませんか?」
と応用するとフィットネスクラブのコピーとして使えます。
前半でターゲットのちょっとした悩みを言葉で表現し、後半でそれに応える形で(悩みを解決する商品やサービスの提供)コピーをつなげるパターンです。
酒井とし夫(2018)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2018年8月号
感想
今回ご紹介したキャッチコピーとは反対の表現で、「5歳若く見える○○」というキャッチコピーを以前にご紹介したことがありました。
私自身もそうですが、やはり人は年齢に敏感だからこそ、こういった表現に反応しがちなのかもしれません。