新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第77回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『当店のハンバーグ・ランチはなぜ人気メニューなのか?』
「なぜ」という言葉が入っています。人は「なぜ?」と問われると無意識に考え始めるので、広告に積極的に関与することになります。
さらに「なぜ※※※なのか?」という書き方は※※※部分が読み手にあたかもそれが事実だと認識させるコピーパターンになります。たとえば次のように
「当店のハンバーグ・ランチはなぜ人気メニューなのか?」
「なぜ、このサービスを利用したお客様の満足度は高いのか?」
「当社にはなぜ県外からも多くの問い合わせがあるのか?」
「酒井とし夫の商売繁盛心理学はなぜ多くの人に読まれるのか?」
「なぜ、この映画を観た多くの人が涙するのか?」
と書くと
「当店のハンバーグ・ランチは人気メニューである」「このサービスを利用したお客様の満足度は高い」「当社には県外からも多くの問い合わせがある」「商売繁盛心理学は多くの人に読まれている」「この映画を観た多くの人が涙する」ということを事実だと読み手に認識させることができるのです。
ちょっと注意をしてみると、雑誌の見出しや広告、サイトの大見出し等ではこのコピーパターンはよく使われているのが分かると思います。
さて、なぜ、このコピーパターンはよく使われるのでしょうか?
それは…、効果があるからです。
あなたの広告コピーにも応用して効果的なキャッチコピーを書いてください。
(酒井とし夫(2017)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2017年5月号)
感想
確かに、雑誌やチラシ、ダイレクトメール、Websiteの見出しには、「なぜ?」が含まれたキャッチコピーを目にする機会が多いです。酒井先生が説明されたとおり、頻繁に使われるのは使われるだけの「理由」があるようです。