新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第59回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『7つの大問題』
キャッチコピーでは「3」「5」「7」という奇数数字に訴求効果があることが分かっています(特に「3」が一番訴求効果が高い)。
そして「2」「4」「6」といった偶数だとなぜか締りがない感じになります。
「フェイスブックのシェアを増やす5つの秘密」
「英会話上達3つのコツ」
「好きなモノだけ食べて痩せた! 7つのポイント」あなたもコピーに数字を含めるときには「3」「5」「7」といった奇数を使いましょう。
(酒井とし夫(2015)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2015年11月号)
感想
確かに私の周りを見ても、奇数が好きな人が多いような気がします。
また、偶数のキャッチコピーは何となくピリッとしない印象を与えるのかもしれません。例えば、上記の事例で紹介されているキャッチコピーも次のような表現ならばどう感じられるでしょうか?
「フェイスブックのシェアを増やす2つの秘密」
「英会話上達4つのコツ」
「好きなモノだけ食べて痩せた! 6つのポイント」
人によって印象は違うのかもしれませんが、「3」「5」「7」を使った方が良いような気もします。
何かをアピールする時は、ちょっとした数字の使い方にも気を付けたいものです。