新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第51回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『○○のウソ・ホント』
「○○のウソ・ホント」はよくあるコピーの作成パターンですが、この後に質問文をつなげて「一般的にはホント」だと思われているウソや、「ウソ」だと思われているホントにつなげることができると訴求力のあるコピーを作ることができます。
例えば
「ダイエットのウソ・ホント
ぶた肉はダイエットに効果があるって知っていましたか?」「読書のウソ・ホント
時間をかけて読む読書は記憶に残りにくいってホント?」といったパターンです。
この後、「一般的にはホント」だと思われているウソや、「ウソ」だと思われているホントを解説してから、商品やサービスの正しい知識と使い方、利用法を説明することになります。
(酒井とし夫(2015)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2015年1月号)
感想
このキャッチコピーを使うには、日頃から「一般的にはホント」だと思われているウソや、「ウソ」だと思われているホントを社内で蓄積しておくことが大切となります。
その際、「お客様からよく聞かれること」「お客様と話をしていて『知らなかった』と言われたこと」などがヒントになると思います。