新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第50回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『コワ~い○○の話』
私は昔からお化け屋敷やコワい映画、話が苦手です。しかし、苦手だけど気になる…いわゆるコワいもの見たさの気持ちもあります。あなたにもそんな気持ちがありませんか。
コピーも同じです。
「そんな話は聞きたくない。読みたくない」
と思っていても気になる時があるのです。例えば、
「他人事ではありません。コワ~い若年性痴呆の話」
「知らないでは済まされないコワ~い子どもの携帯事情」
「あなたは大丈夫?コワ~い定年後の生活資金の話」
「放っておくと取り返しのつかないコワ~い関節痛の話」
といったコピーを目にすると、読みたくないけれどなぜか気になるはずです。
(酒井とし夫(2015)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2015年1月号)
感想
どうしても伝えたい情報や、是非とも知ってもらいたい知識を紹介する際には、今回のようなキャッチコピーを試してみるのも良いかもしれません。ただし、あまり不安を煽りすぎないように、注意した方が良いと思います。