新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第43回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『手をかけずにすぐ1品』
主婦の調理の悩み上位は「献立を考えること」「時間を半減すること」「もう一品増やすこと」だそうです。ということはこれらの要素を含めたコピーは主婦の方の興味を引きやすい、ということになります。「手をかけずにすぐ1品」というコピーはこれらの要素を含んでいますね。
ターゲットの悩みが分かれば
「今日の献立に悩んだらコレ!」
「夕食作りで余った時間を楽しみたいお母さんのための簡単レシピ」
「お子さんの成長に欠かせない食卓のもう一品コーナー」
といったコピーも作成できます。ターゲットを明確にして、そのターゲットの悩みを知ることはコピー作りにとって大切な作業です。
(酒井とし夫(2014)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2014年9月号)
感想
ターゲットを明確にし、そのターゲットが何に悩んでいるのか?を知ることが商売の原点だと改めて認識しました。
そこが明確になれば、『手をかけずにすぐ1品』以外にも、「アッという間に作れる1品」「楽々作れる1品」「誰でもカンタンに作れる1品」など、同じようなキッチコピーが思い浮かぶようになると思います。