理由を伝えるキャッチコピー

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している 「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第110回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『いま始めればひとり勝ちできる○○』

人は興味を持ってもなかなか行動しません。しかし人はそこに理由があると行動に至りやすいという心理学の実験結果があります。このキャッチコピーでは「今すぐに行動する」ことに よるメリットが説明されているので良いですね。

「インスタグラムの使い方講座」よりも「いま始めればひとり勝ちできるインスタ講座」というコピーの方が今すぐに行動すべき理由があるので講座への参加予約につながりやすくなります。

ちなみに人が行動に至るためには理由の内容ではなく、理由が有るか無いかの方が重要であることが分かっています。

そのため単に 「大特価セール」といったコピーよりも

「在庫処分のため(理由)大特価セールを開催」

「リニューアルオープンのため(理由)大特価セール」

「旧デザインのため(理由)大特価処分」 というように理由をつけたコピーの方が効果的です。

もちろん、コピーのみならず交渉や接客場面でのトークにも有効です。

「お客様は表情が明るいので(理由)、こちらのドレスをお勧めします」

「20代の女性に人気のブランドなので(理由)、こちらのバッグをお勧めします」

「毎月のメンテナンスが楽なので(理由)、こちらのサービスをお勧めします」

「こちらの企画案をお勧めします。なぜならば※※だから(理由)です」

商品やサービスを提案する際には必ず理由も添えましょう。



酒井とし夫(2019)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2019年2号

感想

確かに理由が明示されると納得性や信頼度が高まる気がします。

反対に理由がないと、◯◯キャンペーンのような売り込み的な印象をもったり、値段に興味がいきがちになります。価格に見合った価値をお客様に伝えるには、理由に着目してみると、いつもと異なるアプローチになるかもしれません。