新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している 「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第105回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『天才エンジニアがこっそり使っていた秘密の○○』
このキャッチコピーには「専門家」と「こっそり」と「秘密」という要素が含まれています。
この要素を組み合わせて応用すると次のような引きの強いコピーを作ることができます。
「名司会者がこっそりと使っていたアガリ防止のための秘密の呼吸法」
「人気芸人がこっそり読んでいる秘密のジョーク集」
「人気モデルがこっそり飲んでいる秘密のビタミン」
「資産家がこっそり投資している金融商品とは」
「東大合格者がこっそり使っていた秘密のノートの取り方」
「名店の店主がこっそり飲んでいる秘密の地酒」あなたの商品やサービスを訴求する広告コピーにもこの3つの要素を含めてみましょう。
酒井とし夫(2018)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2018年11月号
感想
言葉には、それを読んだときに反応しやすい、いわゆるキャッチコピーに向いている言葉と、そうでない言葉があります。こうした反応しやすい言葉も1つよりも2つ、2つよりも3つ使う方がより効果があるのかもれません。
酒井先生がおっしゃるとおり、自分が属する業界に応じて、 「専門家」「こっそり」「秘密」を組み合わせて、オリジナルのキャッチコピー作成に一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。