新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。
本日は、定期的に掲載している 「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第100回です。
優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。
売れるキャッチコピーの作り方
酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム
今回のお手本キャッチコピー
『○○で涙が止まらない』
「涙が止まらない」という言葉もキャッチコピー向きの良い言葉です。
「涙があふれて止まらない真実のストーリー」
とすると、映画や書籍のコピーになります。「公演後も涙が止まらない人続出!」
とすると、舞台公演のコピーになります。「涙が止まらない2時間。ご夫婦ご家族でご参加を」
とすると、家族向けの講演やセミナーのコピーになります。「うれしさで涙が止まらない一日」
とすると、結婚式場のコピーになります。「感動的です」とか「幸せな時間を作ります」という言葉よりも「涙が止まらない」という一言の方が読み手の頭の中に感激の光景がすぐに思い浮かびやすくなります。このコピーを応用してみましょう。
酒井とし夫(2018)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2018年9月号
感想
以前にご紹介した「あなたはどのタイプ~身体感覚タイプ・視覚タイプ・聴覚タイプ」に通じるお話だと思いました。酒井氏がおっしゃるとおり、「感動的」というよりも、身体や視覚を使って表現した方が伝わりやすくなるケースも多いと思われます。