こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの江口です。
4月2日にスタートした当センターのブログも本日で今年最後の投稿となります。この間、たいへんお世話になりました。
当初は「どのような情報を発信すれば良いのか?」と不安を持ちながらスタートしましたが、昨日までで118投稿となりました。まだ数は少ないのですが、お陰様で、講師派遣や受託調査のお問い合わせをいただいたり、「えっ、そんな活動もされているのですか?」と驚かれたりと、様々なお声をいただきました。
こうした中、「どのような投稿がよく読まれているのですか?」とのご質問も多いので、今日は4月2日から12月29日までの間で、アクセス数の多い投稿をご紹介するとともに、その傾向から2015年を振り返りたいと思います。
2015年 人気投稿ランキング・ベスト10
10位
今年は人口減少に注目が集まった1年です。この投稿では「国勢調査」を使って、高卒・大卒時点で進学・就職のために若者が新潟県外に流出している実態や、25~39歳で県内にUターン等する人が減っている問題点をグラフを用いて、まとめています。
9位
外国人旅行者の受け入れ(インバウンド)を増やすための取組方法とは?
インバウンドにも注目が集まりました。そこで、地域一体となって外国人旅行者に愛される街づくりを進めている阿蘇内牧温泉地域の取り組みをご紹介しています。
8位
新潟県内における農産物の輸出状況をコンパクトにまとめています。農産物の安全性を示すための国際認証の大切さについても触れています。
7位
コストをかけずに売上を伸ばす手段として、手書きPOP広告に興味を持つ方が最近、増えています。手書きPOP広告を1度も書いたことのない初心者向けに、参考となる3つのブログをご紹介しています。
6位
7位と同じく、手書きPOP広告に関する投稿です。実際に私が講師を務めたセミナーの様子と、受講者が作成した事例がご覧いただけます。
5位
新潟県のデータをもとに、観光入込客数の多いイベント・トップ10をご紹介しています。なお、第1位は上越市の「観桜会」です。
4位
年末から急速にアクセス数が伸びた投稿です。初詣の参考として読む方が多いのかもしれません。
3位
空き家特別措置法が施行!どうする?どうなる?新潟県の空き家問題
新潟県のデータを活用しながら、空き家の現状と先行き、そして対策についてまとめています。「空き家等対策の推進に関する特別措置法」(空き家特措法)が今年の5月26日より完全施行されたこともあり、毎月、コンスタントにアクセスを集めました。
2位
妙高市での訪日外国人旅行の取り組みをご紹介しています。TwitterやFacebookといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の活用方法などにも言及しています。
(出所)新潟県観光協会
1位
1920年代からの新潟県の人口推移と、今後の予測をまとめています。予測によると、今後新潟県では、2040年の将来推計人口が179万人となり、1920年(大正9年)の水準にまで縮小するとの内容となっています。
最後に
改めて順位を確認してみると、「人口減少」「インバウンド」へのアクセス数が特に多かった1年との感想を持ちました。いわば、地方経済が直面している課題と対応策に関心が集まったということなのでしょう。来年は地方創生の取り組みが本格化することもあり、地域活性化のヒントになる情報発信をより一層、心がけていきたいと思います。
その一方で、「「越後一の宮」が3つある?~新潟県は神社の数が日本一~」のように、身近な話題にもアクセス数が集まっています。そのため、柔らかな話題も来年は増やしていきたいと思います。
今年の投稿は以上で終了です。皆様、どうぞ、良いお年をお迎え下さい。