5月16日は「旅の日」。そこで旅行についての調査データをみてみました

 

新潟経済社会リサーチセンターの神田です。

5月16日は「旅の日」です。これは今から329年前の1689年の5月16日(陰暦元禄2年3月27日)に、俳聖・松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日であったことを記念して、日本旅のペンクラブが提唱しました。そこで今回は「旅の日」にちなんで、公益財団法人 日本生産性本部の「レジャー白書」から、国内観光旅行および海外旅行の参加人口などについてご紹介したいと思います。

 

 

国内観光旅行、海外旅行の参加人口は?

日本生産性本部「レジャー白書2017」¹によると、観光・行楽部門において1年に1回以上、余暇活動をおこなった人口(全国、推計値)を表す「参加人口」は、下の表の通りとなります。このうち、2016年における国内観光旅行の参加人口は5,330万人となり、観光・行楽部門では第1位、また海外旅行の参加人口は1,100万人で第8位となっています。

 

 

国内観光旅行、海外旅行の参加人口の推移

次に、国内観光旅行、海外旅行の参加人口の推移をみてみます。直近10年間の推移をみると、国内観光旅行、海外旅行の参加人口はいずれも2009年をピークに緩やかな減少傾向にあります。

 

 

国内観光旅行、海外旅行の年間平均活動回数の推移

さらに1年間に1人当たり何回、国内観光旅行、海外旅行しているかをみてみます。同じく直近10年間の推移をみると、国内観光旅行は概ね4回、海外旅行は概ね2回となっています。

 

 

国内観光・行楽の市場動向を確認

最後に、国内観光・行楽に関する市場動向を確認したいと思います。2016年の国内観光・行楽部門の市場規模は、前年比1.1%増の7兆810億円となりました。内訳をみると、「旅館」が前年比1.2%増の1兆4,600億円となり最も多くなっています。次いで、「鉄道」が同1.4%増の1兆430億円、「ホテル」が2.5%増の1兆3,160億円、「遊園地・レジャーランド」が同1.7%増の7,770億円などとなっています。なかでも、全国的な開業ラッシュに沸いた「ホテル」や新しいアトラクション等を導入した「遊園地・レジャーランド」などが市場拡大を牽引しているようです。

 

 

おわりに

5月にはいり、新緑が美しい季節になりました。初夏は気候が比較的穏やかで、観光地巡りだけではなく旅先でのアクティビティにも挑戦しやすい季節ではないでしょうか。みなさんもご家族や友人などと一緒に初夏の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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¹

公益財団法人 日本生産性本部「レジャー白書」の統計データを活用させていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

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