都道府県別にみた一日の平均歩数は?(2016年)

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

今月からJR新潟駅では高架化された新しいホームの利用が始まっています。乗車する電車によっては、以前に比べて階段や歩く距離が増えています。そもそも普段からあまり歩かない生活なので、「健康には良いのなか…」と思っています。

そこで、本日は1日当たりの平均歩数について調べた結果をご紹介したいと思います。

 

都道府県別の歩数

 

年代別にみた平均歩数

厚生労働省『国民健康・栄養調査』によると、1日当たりの平均歩数(20歳以上)は男性で6,984歩、女性で6,029歩となっています(2016年)。男性は20~29歳で8,583歩と最も多く、年代が上がるとともに歩数は減少する傾向がみられます。一方、女性も20~29歳で7,418歩と最も多いものの、70歳以上を除くと、概ね6,500歩前後でほぼ同じ水準となっています。

 

歩数の平均値・男性

 

歩数の平均値・女性・2016年

 

厚生労働省のWebsiteに掲載されている「健康日本21(第二次)」によると、日常生活における歩数の増加目標として20歳〜64歳の男性で9,000歩、同じく女性で8,500歩、65歳以上の男性で7,000歩、65歳以上の女性で6,000歩が掲げられています(平成34年度)。したがって、20歳〜64歳の男女については目標を大きく下回る状況にあるようです。例えば、男性は各年代とも20~29歳並みに歩かないと目標達成は難しいようです。なお先日、自分自身の歩数を調べたところ、6,000歩弱でしたので、目標比大幅なマイナスとなっています。

念のため、過去10年間の推移をみると、1日当たりの平均歩数(20歳以上)は男女とも概ね横ばいで推移しているようです。年によって多少の違いはあるものの、男性は7,000歩前後、女性は6,000歩前後となっています。

 

平均歩数の推移

 

地域別にみた平均歩数

続いて、平均歩数を地域別にみてみましょう。

 

歩数の平均値 地域別 都道府県別

 

先ほどと同様に厚生労働省『国民健康・栄養調査』によると、男性の1日当たりの平均歩数(20~64歳:横軸)は大阪府(8,762歩)で最も多く、以下、静岡県(8,676歩)、奈良県(8,631歩)、東京都(8,611歩)の順となっています(2016年)。

一方、女性の1日当たりの平均歩数(20~64歳:縦軸)は神奈川県(7,795歩)で最も多く、以下、京都府(7,524歩)、広島県(7,357歩)、滋賀県(7,292歩)などが続いています(2016年)。

加えて、男女とも1日当たりの平均歩数(20~64歳)の多い地域をみると、京都府、大阪府、東京都、神奈川県など近畿圏・首都圏の都府県が上位に位置しています。背景には、公共交通機関の利用度合いがあるのかもしれません。つまり、駅・停留所と自宅・勤務先等との間を歩く機会・距離が増えるのだと思われます。

一方、男女とも1日当たりの平均歩数(20~64歳)の少ない地域では、高知県、鳥取県、岩手県、和歌山県などがあげられます。なお、私たちが住む新潟県は男性で35位、女性で34位と下位にとどまっています。

 

新潟市の平均歩数は?

新潟市では「平成29年度新潟市歩数調査」をおこない、その結果を発表しています。そこで、参考までに新潟市のデータとも比較してみます。ただし、調査対象の年代などが異なっており単純に比較はできないようです。

新潟市の1日当たりの平均歩数(20歳~74歳)は7,626歩となっており、全国(20歳以上)の6,984歩を600歩ほど上回っています。また、新潟県(20~64歳)の7,029歩と比べても、新潟市(20~64歳)の平均歩数は7,890歩と、800歩ほど多くなっています。厚生労働省『国民健康・栄養調査』の調査対象よりも、公共交通機関を使って通勤している人が多く含まれていたのかもしれません。

 

歩数の平均値・比較・男性

歩数の平均値・比較・女性

 

感想

本日、ご紹介した調査を目にすると、いかに自分の平均歩数が少ないかが理解できました。

ただし、同じ生活パターンを続けていても、平均歩数が増えることはないので、いつもとは異なる回り道をする、近距離ならば自動車やバスではなく歩いてみる、思い切ってウォーキングを始めてみる、といった具合に意識と行動を変えないことには、歩数は伸びないと実感しました。ちょうどゴールデンウィークに入ったところなので、休日の過ごし方から変えてみたいと思います。

 

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なお、2014年の平均歩数については、以下の

一日の平均歩数は?

の投稿で紹介していますので、念のためお知らせいたします。