人前で話す際のコツとは?

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

人前で話すのが得意な人はあまりいらっしゃらないと思います。その一方で、話の上手い人に出会う時があります。話が上手い人には幾つかの共通項があるのだと思いますが、今日はその一つをご紹介したいと思います。

 

人前で話すコツ

 

寺沢俊哉氏著『人前で話す・教える技術』の感想

最近、何度も読み直している書籍に寺沢俊哉氏著『人前で話す・教える技術』というものがあります。この書籍には、わかりやすく話す技術が数多く示されています。そのうちの一つとして説明されている箇所が「そうそう」「確かに」と、とても納得できましたので、以下のようにご紹介いたします。

 

研修でも、会話文を取り入れましょう。たとえば、こんなふうに話します。「先日、プレゼン研修で『メラビアンの法則』の話が出ました。講師が『……ということで、実は、言葉よりも見た目が重要なのです』と説明しました。そのとき、したり顔で質問する参加者がいたんですよね。『先生、メラビアンはどうやって、その法則を発見したのですか』。すると、講師は黙ってしまったのです。いわゆる、『メラビアンの法則』が、研修業界で誤用されていることは今となっては明らかなのですが、この講師、原典に当たらず安易に引用してしまったのですね。気をつけたいとところです」。

いかがでしょう。このように、会話文で説明するとわかりやすいですね。

寺沢俊哉氏(2017年)『人前で話す・教える技術』 生産性出版 p.197

 

話の分かりやす人は説明する際に、上記で指摘されているように「会話文」が入っていることに、薄々は気がついていました。そのため、この書籍を読んだ時に「やっぱり、そうだったのか」と納得感が非常に高かったです。

しかも、話す際に「会話文」を挿入するのは、難易度が高いわけではないので、気軽に挑戦できる点が良いと思います。

例えば私ならば、このような感じで応用したいと思います。

【会話文未挿入】

  • その会社によると、イベントの際に配布したクーポンの利用が売上に大きく寄与したそうです。

【会話文挿入】

  • その会社に「今回、なぜ売上が伸びたのですか?」と尋ねたところ、「いやあ、この前、開催したイベントの時にクーポンを配布したら、後日、クーポンを持参したお客様が無茶苦茶多くてビックリしたよ~。その要因が大きかったわけさあ」と語られてました。

慣れていないので、まだまだの技術レベルですが、会話文を挿入した方が臨場感は感じられる気がします。

 

まとめ

人前で話す際には、どんな話をするのか?という話の内容そのものが最も大切なのだと思います。

ただし、話し方を少し変えるだけでも印象が大きく変わることもあります。そのため、利用しやすい技術は上手く取れ入れたいと思いました。