新潟県内のスキー場に恵みの雪 -近年のスキー客数は-

スキー場

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの高田です。

1月中旬頃からようやく冬らしい天気になってきましたが、それまでの暖冬傾向は新潟県内に様々な影響をもたらしました。冬物衣料や鍋物食材の販売にも影響がありましたし、県内ではスキー場の雪不足も大きな問題となりました。そのため、新潟県では「新潟県スキー場少雪対策緊急支援事業」の募集を1月20日より開始しました。

そもそも国内のスキー・スノーボード人口は長期的にみると減少しています。

国内におけるスキー・スノーボード参加人口の推移

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82年の上越新幹線開業、85年の関越自動道全線開通に加え、バブル景気下の87年に公開された映画「私をスキーに連れてって」の大ヒットにより、国内はスキーブームに沸きました。

しかし、バブル崩壊以降、スキー人口は減り始め、90年代後半から増加したスノーボード人口も現在は減少しています。そのため、国内のスキー・スノーボード人口はピークであった93年の約4割の水準にまで落ち込んでいます。

一方、県内のスキー場の入込客数をみると、ここ数年は横ばいとなっており、下げ止まっているようにみえます。

冬季オリンピック等でのスキー・スノーボート勢の活躍などから、一時に比べスキー・スノーボードに興味を持つ若者が増えているとの話がありますし、オーストラリアやアジア等からスキーに訪れる観光客が増えているとの話もあります。実際、新潟県の「スキー場利用客入込状況」によると、平成26年度の外国人客は10.4万人と前年度比46.4%も増加しました。

 

新潟県のスキー場利用客入込状況

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こうした明るさに水を差すこととなった今年度の暖冬ですが、県内各スキー場のこれからの巻き返しを期待します。