RESASに関するパネルディスカッションから感じたこと

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの小林です。

本日は、私どもが新潟県から委託を受けて行なっている「RESAS普及支援業務」の一環で、1月22日(日)に新潟市内のホテルで開催した「地方創生★RESASフォーラムin新潟」(主催:新潟県)について記載します。

 

フォーラムの様子

当日は13時からの開演で、それに先立つ12時半の開場には、大勢の方に会場へお越しいただきました。

パネルディスカッション 開場

13時の開演後、新潟県総務管理部の杉本部長様からの主催者あいさつでフォーラムが始まりました。

杉本部長様

その後、1つ目のプログラムとして、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 ビッグデータチーム チーム長代理の森大輔様による「RESASの現状と今後」と題したRESASに関するご説明がありました。

内閣官房 森様

続く2つ目のプログラムとして、大学生・生徒による分析事例の発表が行なわれました。詳細は、「たった5分で自分の伝えたいことを伝える方法~地方創生RESAS★フォーラムin新潟から~」をご覧下さい。

その後、経済アナリストで獨協大学教授の森永卓郎様から「地方から創生する日本の未来」と題した基調講演を行なっていただきました。

最後に、「ビッグデータで、新潟の未来を変えられるか!?」と題してパネルディスカッションを行ないました。

パネルディスカッション

パネラーは以下の5人の方々にお願いしました。

  • 燕市長 鈴木 力様
  • 日本商工会議所青年部副会長 富永 哲臣様
  • ㈱リクルートホールディングスR&D本部 Recruit Institute of Technology推進室 室長 石山 洸様
  • 妙高観光推進協議会 戦略コーディネーター 塚田 卓弥様
  • ㈱第四銀行 コンサルティング推進部 地方創生推進担当部長 石塚 純様

モデレーターは、内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 ビッグデータチーム チーム長代理の森大輔様です。

パネラーの皆さまからは、現在携わっておられる業務や活動の中での「RESAS」ないしは「ビッグデータ」の活用事例などについてお話をいただきました。各氏とも、客観的なデータを利害関係者に提示・説明することで利害関係者の合意を取り付け、業務や活動を前に進めていくことが重要であるということを強調されていたように思います。特に、塚田様の「関係者を納得させるには、難しいデータでななく、RESASで入手できるような分かりやすい分析データが有効だ」というお話には、データを扱う一人として、考えさせられるところが多かったです。

また、鈴木市長様からは、データを扱える人材を育成するために、市役所内で勉強会を重ねておられるとのお話がありました。行政部門においても、客観的なデータを使って分かりやすく説明する人材を育成されている様子が伝わり、このような動きを通じて、地方創生が実現していくのだなと感じたところです。

 

まとめ

これまで統計やデータの世界というのは、一部の人にしか利活用されたこなかったのかもしれません。そして、データを活用した説明というのは、とかく難しいという印象があります。

難しいことを分かりやすく伝えることがますます求められるなか、その分かりやすく伝えるツールとしてRESASは非常に有効なツールであると、今回のパネルディスカッションを聴講して感じたところです。