RESASにみる初詣の人出

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの小林です。

今年も残すところ、今年中に終わらせておかなければならないことが多いことに気付き、あせり始めています。それらをきちんと仕上げて、新しい年を迎えたいと思う今日この頃です。

さて、新しい年を迎えたら、初詣に出かけようと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?新潟県内の初詣スポットについては、以前、このブログで紹介しましたが、どちらのスポットも大勢の参拝客で賑わいます。今回は、主な初詣スポットの人出の状況について、RESASの分析メニューを使って確認してみたいと思います。

 

RESAS・トップページ

▲内閣府『RESAS』のトップページ

 

メッシュ分析(流動人口)で確認

RESASの「観光マップ」の「メッシュ分析(流動人口)」を使うと、指定エリアの流動人口を知ることができます。そこで、新潟県内の初詣スポットのうち、参拝客数トップ3の彌彦神社、白山神社、護国神社の3つの神社付近の1月の休日の人出の状況を調べてみました。ちなみに本来、このメニューは観光スポットや商店街などの流動人口を時系列ないしは地点横断的に比較し、集客の促進に役立てるために用います。

2014年1月と2015年1月の休日(24時間)の3つの神社付近の流動人口=人出の状況についてみてみました。2014年1月(上のグラフ)をみると、弥彦神社(紫色)と護国神社(水色)は、10時頃から人が集まり始め、12時~13時にピークを迎え、15時ないしは16時まで人が滞留している様子が伺えます。また、白山神社(青色)についても、多少ピークになる時間帯はずれますが、12時~15時人が滞留していることが分かります。なお、白山神社の16時から20時の人の滞留は、白山神社付近の歩行者や車での通行者などの通行とみられます。

 

▲2014年1月(休日)

▲2014年1月(休日)クリックすると、鮮明に見えます。

 

次に、2015年1月(下のグラフ)をみると、弥彦神社、白山神社、護国神社とも、人出がピークとなる時間に多少のずれはあるものの、人出の動きはほぼ同様となっていることが分かります。

おそらく、いずれの神社とも年末年始の人出の規模や特徴については、長年のご経験から十分に把握しておられ、神社内や駐車場等の誘導体制などについては万全を期しておられることと思います。しかし、この2つのグラフを見ることで、例年11時~14時の間に、各神社とも人出が最大となることを理解することができます。これを活かせば、誘導体制にメリハリをつけることなどが可能となるかもしれません。

▲2015年1月(休日)

▲2015年1月(休日)クリックすると、鮮明に見えます。

 

商店街等の集客状況に応用可能

今回は、新潟県内の3つの神社の初詣の人出を題材にして、RESASの「観光マップ」の「メッシュ分析(流動人口)」の活用例をみてきました。このメニューの本来の使い方は、上述のとおり、商店街や観光地などの集客施設における集客のあり方を考えるためのものです。これまで十分に計測できなかった個別地点の流動人口を把握するツールとして活用されることが期待されます。

ちなみに来年初詣に行く際には、上記の3つの神社に関して言えば、11時~14時の時間帯を外して参拝するとゆっくり願い事を聞いてもらうことができるかもしれません。