RESASの出前講座を開始しました。

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの小林です。

先日アップした「RESAS体験ブースを出展しました。」でもご紹介しましたが、弊財団では新潟県からの委託を受けて、「RESAS普及支援業務」に取り組んでいます。

その一環で6月の下旬から、県内の大学生や高校生を対象としたRESASの出前講座を始めています。これまでに、県内の4つの大学の学生さんを対象に実施してきました。また8月末までに、2つの高校の生徒さんを対象に出前講座を実施する予定となっています。

 

出前講座の内容

これまで4つの大学の学生さんには、RESASの概要と基本的な操作方法を中心に説明させていただきました。出前講座では、1人に1台~5人に1台でパソコンを用意し、実際に学生の皆さんからRESASを操作してもらう形式を採っています。

最初に、そもそもRESASには、①産業マップ、②地域経済循環マップ、③農林水産業マップ、④観光マップ、⑤人口マップ、⑥消費マップ、⑦自治体比較マップの7つの分野からの統計データが収録されていることを説明します。ただし、どのマップを見るにも、基本的な操作方法は同一である旨をお伝えします。

そのうえで、学生さんが最も理解しやすいと思われる⑤人口マップを使って、具体的な操作を説明しています。

具体的には、RESASを操作しながら、各大学用に作成したテキストに設けた、ある市の人口や、ある市にはどこの市町村から移住している人が多いかなどといった穴埋め問題を解いてもらうようにしています。この一連の操作と問題演習によって、ほぼすべての学生さんがRESASの操作自体には抵抗なく取り組めるようになるようです。

 

RESASのトップ画面

▲テキストでの操作説明例

 

テキストの設問の一例

▲テキストの設問の一例

 

RESASをいかに活用するか

以上のように、これまで4つの大学では、操作研修が中心であったことから、突っ込んだ活用方法についてまではご説明しきれていません。ただし、学生の皆さんには、ゼミでの研究や卒業論文の作成に際して、地域の現状や問題点を整理する際に、ぜひ活用してほしい旨、お伝えしています。

加えて、RESASに限った話ではなく、統計データの活用全般について言えることですが、現状を正確に把握・理解したのなら、その背景や要因について考えてみる(分析する)ことをお薦めしています。そのうえで、現状を改善する必要があるのなら、一連の現状把握と分析をふまえた改善案を提案できることが理想型であることをお伝えしています。

そして最後に、学生さんならではのアイデアを発表する場として、昨年に引き続き「地方創生☆政策アイデアコンテスト」が開催される予定であることをご紹介しています。このご紹介をすると、各大学とも何人かの学生さんが前向きな反応を示してくれます。自分のアイデアを世に問いたいとする姿勢に非常に感心している次第です。

 

▲アイデアコンテストの紹介

▲テキストでのアイデアコンテストの紹介