2019 新潟県内の就職活動で知っておいて欲しいこと

 

今年も3月1日に2019年4月に卒業する学生向けの採用活動がはじまります。そこで今回は、新潟県内で就職活動を行なう予定の学生の方に参考となればと思い、新潟県における企業の雇用の不足感などについて、お伝えします。

 

 

今年も就職活動は学生の売手市場

仕事を探している求職者に対して、どれだけ求人があるのかを示す有効求人倍率(季節調整値)をみると、足元の新潟県の数値は1.5倍を超えており、1991年以来の高水準となっています。企業の採用担当の方にお話を聞いても「計画通りに採用ができていない」などという声が多い状況です。

当センターが県内企業1000社を対象に実施している「企業動向調査」の雇用BSIをみると、全産業で▲36.3となり、過去6年間で最も不足感が強まっています(図表1)。

 

▲図表1、業種別雇用BSI(資料:当センター「2017年下期企業動向調査」)

 

なお、雇用BSIとは、企業動向調査のアンケートで正社員数が「過剰」と回答した割合から「不足」と回答した割合を引いて算出した雇用の過不足を表す指数です。マイナス(▲)になればなるほど、不足と回答した割合が多いということになります。

図表1の雇用BSIからみても、今年も労働市場は、就職活動をする側である学生の方の売り手市場となることが予想されます。

 

職種別でみると、不足感には差も

ただし、職種別では不足感も差があるようです。

同調査で、職種別の過不足も同様に尋ねており、その結果を見ると「専門・技術」が▲40.4と最も不足しており、以下「営業・販売」(▲28.8)、「生産・建設」(▲28.2)などと続いています(図表2)。

 

▲図表2、職種別雇用BSI(資料:当センター「企業動向調査」)

 

一般的に学生の人気の高いとされている職種の「事務」の雇用DIは▲6.7と、不足感はそれほど強くありません。事務職での採用を希望している方は、それ以外の職種も視野に入れて、就職活動を行なうと内定をもらいやすくなるかも知れませんね。

 

まとめ

最近では働き方改革が叫ばれ、長時間労働が無いといったことや長く働ける企業かどうかに関心を持つ学生の方も増えてきているようです。以前に「就職活動中の方、必見!経済調査担当者が教える新潟県内企業の探し方!!」を投稿したこともあり、「働きやすい企業を知りたい」という声を頂くこともあります。そういった方は、以前の投稿である「働きやすい企業の探し方」をみていただくと参考になるかも知れません。良かったらご覧ください。