都道府県別にみた場合のネットショッピングの利用状況とは?

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

先日、都道府県別にみた場合のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス:サービス登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービス)の利用状況についてお伝えいたしましたので、今回は、都道府県別にみたネットショッピングの利用状況についてお知らせしたいと思います。

今回も、総務省「平成28年通信利用動向調査」をもとに、全国および新潟県内の利用状況をご紹介します。

 

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ネットショッピングの利用率

それでは、インターネットを利用して商品・サービスを購入・取引した(金融取引及びデジタルコンテンツ購入を含む)ことのある人の割合(利用率)を確認したいと思います。

総務省「平成28年通信利用動向調査」によると、過去1 年間にインターネットを利用したことのある人うち、ネットショッピングを利用したことのある人の割合は46.5%となっています(無回答を含む)。昨年は48.3%でしたので、1.8ポイント下回る結果となっています。

 

 

ネットショッピングの利用率

 

性別にみると、女性(44.3%)よりも男性(48.6%)で高くなっています。

年代別では、20~29歳(63.9%)、30~39歳(61.1%)で高い一方、70~79歳(27.2%)、80歳以上(15.0%)で低く、年代の差が大きくなっています。中でも、女性・20~29歳(66.0%)、女性・30~39歳(62.7%)、男性・20~29歳(61.8%)で高い割合となっています。

なお、先日、お伝えした通り、インターネットの利用率は平成28年で76.4%でした。

 

ネットショッピング 性別・年代別

 

都道府県別の利用率

さらに、インターネット利用者に占めるネットショッピングの利用率を都道府県別にみてみましょう。

利用率の最も高い都道府県は東京都(57.2%)となっており、以下、神奈川県(54.9%)、愛知県(51.2%)、埼玉県(49.7%)となっています。下の表の通り、概ね大都市圏で高い割合となっています。

一方、私たちが住む新潟県(35.3%)は47位と最下位に位置しています。全国平均を11.2ポイント下回っています。インターネットの利用者割合も69.0%で34位となっているため、他の都道府県と比べネットショッピングの利用率は高くないようです。

 

ネットショッピング 都道府県別

 

まとめ

ネットショッピングについては、男性、若年層、大都市圏で利用率が高いとの結果となりしまた。

一方、新潟県は全国平均を11.2ポイント下回るなど、他の都道府県と比べネットショッピングの利用率は高くないようです。

なお、今年の春に当センター独自で、新潟県内のネットショッピングの利用状況を調査したことがあります。その際、利用者の割合は70.4%となりました。今回、ご紹介した調査結果と利用率が大きく異なる背景には、調査対象者の数や年齢構成の違い、さらには質問方法や調査方法の違いなどがあると思われます。

こうした分野は複数の調査結果を丹念にみていかないと、正確な実態が把握できないものだと改めて認識しました。

 

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参考投稿:「新潟県内でのネットショッピングの利用動向

 

ネットショッピングの利用頻度

 

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【総務省「平成28年通信利用動向調査」の調査概要】

調査時期:平成28年11月~12月

対象地域:全国

属性範囲:20歳以上の世帯主がいる世帯およびその6歳以上の構成員

サンプルサイズ:40,592世帯 (うち有効送付数 38,565世帯)

有効回収数:17,040世帯 44,430人 (有効回収率 44.2%)

調査方法:郵送およびオンライン(メール)による調査票の配布および回収