2017 新潟県内の就職活動で知っておいて欲しいこと

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3月1日に2017年4月に卒業する方向けの就職活動がはじまりました。足元の新潟県の有効求人倍率は1.20倍を超え、どの企業の採用担当の方にお話を聞いても「人手不足や採用に苦労している」という声が非常に多い状況です。

 

今年も就職活動は売手市場

当センターが半期ごとに行っている「企業動向調査」の雇用BSIをみても、全産業で▲28.2となり、過去6年間で最も不足感が強まりました(図表1)。

なお、雇用BSIとは、企業動向調査のアンケートで正社員数が「過剰」と回答した割合から「不足」と回答した割合を引いて算出した雇用の過不足を表す指数です。マイナス(▲)になればなるほど、不足と回答した割合が多いということになります。

 

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▲図表1、業種別雇用BSI(資料:当センター「企業動向調査」)

 

図表1の雇用BSIからみても、今年も労働市場は、就職活動側である学生の売り手市場となることが予想されます。

 

特に中堅企業で人手不足感が強い

人手不足の状況を先ほどは業種別でみましたが、雇用BSIを規模別にみたものが図表2です。

中堅企業の雇用BSIが▲50.0となっており、他の大企業や中小企業に比べて、「不足」と回答している企業の多いことが分かります。つまり、中堅規模の企業が特に人手が足りないと感じているようです。

 

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▲図表2、規模別雇用BSI(資料:当センター「企業動向調査」)

 

中堅企業は相応に規模が大きいため、多くの人員を必要としているけれども、大企業ほど知名度が高くないため人を集めること苦労しているのかも知れません。

なお、企業動向調査では、下記のように企業規模を分けています。

 

企業規模区分

 

中堅企業の働く場としての魅力

今回のアンケート調査の結果をみると、中堅企業の人手不足感は強いものとなりましたが、就職活動中の皆さんの志望先に中堅企業は入っているでしょうか?

2016年は特に人気の集まる大企業だけを候補とするのではなく、中堅企業や中小企業なども候補に入れて就職活動を行うと、より自分の希望に合った優良な企業に出会いやすくなるかも知れません。

以前のブログ記事「新潟の中堅・中小企業に就職する大きなメリット!」にも記載したとおり、中堅・中小企業で働くメリットは沢山あります。

「小さな組織では、個人の力量が問われる時があり、結果的にスキルアップにつながりやすい点」「組織が小さいため、上司の承認を得ることができれば、比較的、自分のやりたいように仕事ができる裁量が大きい点」など、多くのメリットがあります。(詳しくは前回のブログをご覧下さい)

新潟には沢山の企業があり、成長している企業や、既に確固とした営業基盤を構築している企業なども多く、就職活動をしている学生に就職先として推薦したくなるような中堅企業や中小企業が沢山あります。

情報収集して選択肢を広げることが、今の時期には必要なことだと思われます。

ちなみに、企業の調べ方は「新潟県内企業に就職活動中の方、必見!経済調査担当者が教える企業の探し方!!」に掲載してあるので、興味のある方はぜひ見てみてください。

 

まとめ

20歳前後で知っている世の中は、かなり限定的なものです。様々な企業と触れ合うことで自分の希望も、どんどん変化していくことでしょう。

先入観を持たずに色々な企業説明会に参加すれば、より自分にあった会社が見つけられると思います。