魚沼市で見頃を迎えたユリ -新潟県は全国有数のユリの産地-

ユリ

新潟経済社会リサーチセンターの高田です。

これまで、このブログでは、県内の桜や梅、チューリップなどを取り上げてきましたが、今回は「ユリ」です。「ユリ」を取り上げるきっかけは、RESAS(地域経済分析システム)を見ていて、気になる点があったからです。

 

RESASで見てみると…

RESAS主要農産物

 

上の画像は、各市町村の主要農産物を色で表したものです。県内の各市町村は「稲作(米)」(緑色)が主要農産物となっていますが、県内で唯一、魚沼市だけは「花き・花木」(エメラルドグリーン)が主要農産物となっています。魚沼市に「米どころ」のイメージを持っていた私としては意外だったのですが、調べてみると、県内最大の「ユリ」の産地と判明しました。

しかも、今はちょうど「ユリ」が見頃の季節です。6月25日には、魚沼市の月岡公園で「月岡公園ユリまつり」が開催され、多くの方が12,000本のユリを観賞して楽しんだようです。

新潟県にとっても「ユリ」は産出額で第8位を占める重要な農産物です。作付面積は全国1位、切花出荷量は全国3位と、新潟県は全国有数のユリの産地といえます。

 

新潟県の農業産出額とユリの出荷量

▲クリックすると、鮮明に見えます。

また、2012年には、新潟県農業総合研究所がサントリービジネスエキスパート植物科学研究所と共同で、遺伝子組換え技術を用いて青みを帯びたユリの開発に成功しています。現在も発色の改良に向けて研究が続けられているようですが、自然界には「青いユリ」が存在しないため、将来の商品化が期待されるところです。

今後は、新潟県がユリの産地として一層周知されることを期待します。