今すぐ食べたい!新潟のオススメの食③~トビウオ~

 

北陸新幹線の開通に伴い、佐渡観光が注目されています。6月のこの時期、佐渡へ行ったらぜひ食べてもらいたいオススメの食材、トビウオを紹介します。

 

トビウオ塩焼き (1)

▲以前、佐渡への取材の際に宿泊した民宿でトビウオを注文しました。
上が大きめの「カクトビ」、下が小さめの「マルトビ」

 佐渡は“あごだし”=トビウオの名産地

日本料理に欠かせない“だし”。なかでも“あごだし”は、昆布やかつおとはまた違った独特の味わいで、ラーメンのだしとしても有名です。ご存知、この“あご”とはトビウオのことで、文字通りあごが落ちるほど美味しいことがその名の由来とも言われています。

新潟県はこのトビウオの収穫量が全国で11番目に多く(農林水産統計「平成18年 漁業・養殖業生産統計年報)、その大半が佐渡沖で獲れます。そしてこの6月に最盛期を迎えます。あなたがお使いの“あごだし”も、もしかすると佐渡産かも知れません。

 

焼きあご天日干し

▲ 時期になると浜辺では焼きあごの天日干し風景を見かけます(佐渡市沢根)

 

今が旬のトビウオですので、“だし”ではなく、やはりお刺身や塩焼きで食べたいものです。トビウオの身は白身で脂肪分が少なく、運動量が豊富なためか身がしっかりと食べ応えがあります。魚の生臭さがなく、さっぱりとした味と肉質が絶品です。

しかし、この佐渡島内で獲れたトビウオは、その大半が東京・築地市場など県外へ出荷されてしまうため、地元や県内であまり流通していません。

理由は、青魚に特有の“足の速さ”(鮮度がすぐ落ちてしまう)のため、消費量が多い地域のほうが高値で取引されるためです。

この幻の魚を旬のまま味わうためには、佐渡へ直接行って地元の寿司店などで注文するのが一番です。または、漁師さんの経営する民宿に宿泊して注文することも一法でしょう。

また、どうしても佐渡へ行く機会のない人は、トビウオのすり身をオススメします。県内のお土産店や一部のスーパーで購入することができます。

 

ひとこと

新潟には、まだ地元ならではの知る人ぞ知る食材が多くあります。
これからもできるかぎり紹介していきたいと思います。