楽器の演奏が盛んな都道府県は?

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

明後日の6月6日は「楽器の日」なのだそうです。

一般社団法人 全国楽器協会のWebSiteによると、

 

「楽器の日」は、1970年に全国楽器協会により制定されました。

「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」というならわしに由来し、 
また、指で折って数を数えると、ちょうど6の時に小指が立つことから、 「子が立つ」縁起のよい日とされています。

 

一般社団法人 全国楽器協会「楽器の日とは…?」http://www.zengakkyo.com/thegakkiday/

 

と説明されています。

そこで、本日は楽器の日にちなんで「楽器の演奏」に関する統計をご紹介いたします。具体的には、性別・年代別の動向を確認するため、総務省『社会基本調査』の結果をお知らせいたします。なお、総務省『社会基本調査』の概要については、「スポーツ観戦が盛んな地域は?」の投稿をご覧下さい。

 

楽器の演奏

 

スポーツを観戦する人の割合は?

他の文化系の習い事・趣味・娯楽と比べると…

2016年の調査時点(10月20日)で、過去1年間に「楽器の演奏」をした人の割合(行動者率)は10.9%と約1割となっています。

参考までに「楽器の演奏」と比較的似たような文化系の習い事・趣味・娯楽と比べると、「趣味としての料理・菓子作り」(17.8%)よりも行動者率は低く、「編み物・手芸」(10.6%)とほぼ同じ水準となっています。一方、「和裁・洋裁」(6.4%)、「書道」(4.1%)、「絵画・彫刻の制作」(3.5%)、「コーラス・声楽」(2.8%)、「陶芸・工芸」(2.2%)よりも行動者率は高くなっています。したがって、文化系の習い事・趣味・娯楽の中では、「楽器の演奏」の行動者率はやや高い水準といえるのかもしれません。

 

楽器の演奏の行動者率

 

過去の推移をみると…

次いで、「楽器の演奏」の行動者率を過去の調査と比べてみると、ほぼ横ばいで推移していることが分かります。過去20年間の結果をみると、概ね10%前後で推移しています。

 

楽器の演奏の行動者率の推移

 

性別・年代別にみると…

続いて、「スポーツ観覧」の行動者率を性別にみると、男性よりも女性で高くなっています。

また、年代別にみると、男女とも若年層ほど行動者率が高く、特に女性の10~14歳、15~19歳、20~24歳で高くなっています。幼少期からの習い事の継続や、部活動での演奏などが影響しているのかもしれません。

 

性別・年代別の楽器の行動者率

 

都道府県別にみると…

さらに、「楽器の演奏」の行動者率を地域別にみると、「東京都」が14.3%で最も高くなっています。以下、「神奈川県」(13.8%)、「滋賀県」(12.7%)、「京都府」(12.4%)などが続いています。上位の地域をみると、首都圏(一都三県)や近畿圏の都道府県が多いような印象です。なお、私たちが住む新潟県は第39位と下位にとどまっています。

 

都道府県別の楽器の演奏の行動者率

 

平均行動日数をみると…

『社会生活基本調査』では、過去1年間にある行動をおこなった人(10歳以上)について、平均した過去1年間の行動日数についても尋ねています。

2016年の調査結果をみると、「楽器の演奏」の平均行動日数は66.3日となっています。文化系の習い事・趣味・娯楽の中では、平均行動日数が多くなっています。例えば、「洋舞・社交ダンス」(70.0日)ほどではありませんが、「陶芸・工芸」(22.3日)、「華道」(23.0日)、「茶道」(23.1日)などの約3倍の日数となっています。何度も練習したり、発表会に出席したりする人が多いのかもしれません。

 

楽器の演奏の平均行動日数

 

感想

「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」ということのようですので、「楽器の演奏」以外にも何か興味のある習い事・趣味・娯楽があれば、良い機会ですので、挑戦してみてはいかがでしょうか。