新潟県内の年間婚姻(結婚)件数の推移は?

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

11月22日は「いい夫婦の日」です。そこで、本日は新潟県内の婚姻(結婚)件数などをご紹介したいと思います。

 

新潟 結婚

 

いい夫婦の日とは?

まずは、「いい夫婦の日」について、確認してみましょう。

「いい夫婦の日」をすすめる会事務局(一般社団法人 日本メンズファッション協会)のWebsiteによると、

 

1985年に政府が「ゆとりの創造月間」を11月に制定。

1988年には、財団法人余暇開発センターが夫婦で余暇を楽しむライフスタイルを提唱しました。

それをきっかけに新しく制定されたのが「いい夫婦の日」です。

その日付については、「いい夫婦」との語呂合わせで11月22日に決定したといわれています。

 

同センターによる普及のためのキャンペーンは1988年より実施。

その後、(社)日本ボディファッション協会の塚本能交代表が「いい夫婦の日」の趣旨に賛同され、ファッション・アパレル関連業界による「いい夫婦の日」をすすめる会(7団体・2,200社)が発足しました

 

「いい夫婦の日」をすすめる会「ご挨拶」のWebsite

http://www.fufu1122.com/company/index.html

約30年前から提唱されていたわけです。予想以上に古くから制定されていて、びっくりしました。

 

過去と比べると…

それでは、新潟県内の婚姻件数を確認してみましょう。

新潟県内の婚姻件数をみると、一貫して減少傾向で推移しています。昭和25年当時、年間20,000件を超えていた婚姻件数は、平成27年に年間10,000件を下回りました。

 

婚姻件数の推移

 

減少の要因として、次のような点が考えられます。

 

①少子化進展による人口の減少

婚姻件数、結婚生活に入ったときの夫妻の年齢をみると、夫婦とも概ね25~39歳が多くなっています。こうした年齢層の人口そのものが減少しているため、婚姻件数も減りやすくなっています。いわゆる団塊ジュニア(1971~74年前後に生まれた世代)が25~39歳だった平成12~22年頃には一時的に横ばいで推移しましたが、長期的にみると25~39歳の人口は減少傾向で推移しています。

 

人口の推移

 

②晩婚化の進展

晩婚化も影響しています。新潟県の平均初婚年齢は男女とも上昇しており、平成28年で夫が30.7歳、妻が29.1歳となっています。

 

平均初婚年齢

 

③未婚化の進展

未婚率も上昇しています。新潟県内の25~39歳の年齢層をみると、未婚率が緩やかに上昇しています。

 

未婚率の推移 新潟 男性

 

未婚率の推移 新潟 女性

 

まとめ

新潟県内の婚姻件数は減少傾向で推移しているという結果となりました。

国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」の「独身者調査」をみると、「いずれ結婚するつもり」と考える未婚者の割合は男性85.7%、女性89.3%となっており、高い水準を維持しています。

 

未婚者 結婚意識

 

また、結婚意思のある未婚者に独身でいる理由を尋ねた結果をみると、25~34歳の年齢層では、「適当な相手にめぐり会わない」と回答する割合が高くなっており、出会いの場が課題となっているようです。

ただし、その一方で「自由さや気楽さを失いたくない」「まだ必要性を感じない」と回答する割合も高くなっており、結婚に対する強い意思が示されない面もみうけられます。こうした結婚に対する価値観の変化も婚姻件数の減少に影響していると思われます。

 

未婚者 結婚意識