健康で長生きの秘訣とは?

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

私どもの機関誌「センター月報」では、毎月、ビシネス心理学講師 酒井とし夫氏より、商売に役立つ心理学的なヒントやアイデアなどをご紹介いただいております。

今月の「センター月報1月号」では、病気になりにくい年といいわれる亥年にちなみに健康に関するテーマでご寄稿いただきました。本日はその原稿の一部をご紹介いたします。

 

今すぐできる選りすぐりのアイデア

 

健康で長生きの秘訣

 

新年明けましておめでとうございます。

2019年は亥年。亥は猪突猛進という言葉で知られるイノシシ・猪のことですが、動物の猪の肉は万病も防ぐといわれています。そのため亥年は無病息災で病気にはなりにくい年なのだそうです。

今年一年が皆様にとりまして健康で、お仕事ご商売がますます勢いよく猛進する年となりますことを祈念申し上げます。

新年の記事として今回は健康で長生きするための秘訣というテーマでお話をしようと思います。

(中略)

私は昨年11月3日に都内の全電通労働会館にて82歳の現役講演家・田中真澄先生にお会いしてお話を伺う機会を得ました。田中真澄先生は累計講演回数が8,000回を超えており、現在、日本一の講演家といえば田中真澄先生の名前が真っ先に挙がります。

(中略)

そこで田中先生に伺いました。

「田中先生、そのエネルギーの秘訣は何ですか?」

田中先生が教えてくださいました。

「終身現役、そして歩くこと」

田中先生は、40年以上前から「これからの時代は100歳まで生きる人が多くなる。そのため会社員の多くは定年後も長い第二の人生がある。定年後も働くことが当たり前の時代になる。だから、自営業者も会社員もこれからは国に頼らず、人に頼らず、自助自律の気持ちを持って、自分の専門能力を生かしつつ個業を営み生涯現役で働くことこそが大切である。死ぬまで働き続けることが人間本来の生き方である」と説いてきました。

その教えを自ら実践しているのです。

(中略)

お客様の期待に応えるためにいくつになっても気持ちが張っているし、頭はフル回転し、身体や手足を毎日使っているので心身の衰えが無いのです。

(中略)

終身現役でいることは、健康で長寿を生きる秘訣であることは間違いありません。

(中略)

そして、高いエネルギーの秘訣の2つめは歩くこと。

(中略)

田中先生は毎日万歩計を持って家を出るのだそうです。

そして、一日7,000歩を目標にして歩いていらっしゃるとのこと。仕事を終えて家に向かい、玄関に入り万歩計みて何歩歩いたのかを確認します。

そして、もし7,000歩に達していない場合にはそのまままた玄関を出て外に向かい、近隣を歩くのだそうです。毎日7,000歩を歩いてから家に入るのです。

だから、82歳の今も講演中に一度も椅子に腰掛けることもなく、ステージを縦横に歩きまわり、エネルギッシュなパフォーマンスができるのです。

(中略)

エスカレータを使わず階段で上る、タクシーで移動する距離を歩いてみる、一駅だけ徒歩通勤してみる、といったちょっとしたことを意識して私たちも82歳の田中先生に負けないように歩くということを大事にしたいものです。

亥年は無病息災で病気にはなりにくい年です。しかし、仕事に意欲が湧かない、身体を動かさないという状態では充実した一年を送ることはできません。

終身現役を目指し、仕事に打ち込み、よく歩いてエネルギッシュな一年を過ごしましょう。

 

酒井とし夫(2019)「街でみつけた商売繁盛心理学 今すぐできる選りすぐりのアイデア 第34回」『センター月報』2019年1月号

 

 

感想

原稿でご紹介されている田中真澄先生の「自営業者も会社員もこれからは国に頼らず、人に頼らず、自助自律の気持ちを持って、自分の専門能力を生かしつつ個業を営み生涯現役で働くことこそが大切である。死ぬまで働き続けることが人間本来の生き方である」という言葉が心に響きました。

目の前の仕事に一生懸命に取り組むだけでなく、将来を見据えて生涯現役で働き続けられるような専門能力を身につけようとする姿勢も大切なのだと改めて実感しました。