講演会・研修会の講師を務めて改めて勉強になったこと

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

お陰様で講演会や研修会の講師としてお声がけいただく機会がございます。先日、過去に何度かお話させていただいたことのある聴講者の方々の前で講師を務める機会が続きました。その際、話をしながら気付いた点がありましたので、今日はその点をご紹介したいと思います。

 

眠くならない講義プレゼンテーション

 

会場の雰囲気が和やか

改めて気付いた点の1つに、既話を聞いたことのある聴講者の皆様なので、会場の雰囲気がひじょうに和やかだったということです。

初めて話す場合は、聴講者も講師も緊張感があり、聴講者は「この講師はどんな人なのか?」「話は上手いのか?」など、色々な興味や疑問を感じながら席に座られていると思います。一方、講師も「どのような内容を期待されているのか?」「用意してきた話が聴講者の関心と合致するのか?」との不安を持っています。

そのため、双方とも気持ちに余裕が生まれるまでには、話し始めてから、しばらく時間を要するものです。

しかしながら、何度かお会いした方々であれば、聴講者には「この講師はこういった分野について話をする人だ」、講師には「聴講者はこういった点に関心がある人たちだ」といった情報がある程度、共有されていたり、親近感があったりします。

そのため、双方とも和やかな気持ちで、講演会・研修会がスタートできるわけです。

 

質問が出やすい

聴講者と講師の間に、親近感があるため、聴講者からの質問や意見か出やすい、といったこともあります。

講師から聴講者に問いかけをすると、初回に比べれば聴講者も回答しやすいですし、聴講者からも質問を投げかけられる機会も多くなります。

先日も「実はこの点で悩んでいる」「今、説明された点に興味があるので、もう少し説明を加えてほしい」といった要望を取れ入れながら、講義内容を変更して話す場面がありました。

質問した聴講者にとっては、より自分の関心あるテーマについて学べますし、そのやり取りを通して講義に活気が生まれ、他の聴講者にとっても、より刺激のある時間になったようです。

 

レベルアップが図られる

毎年、訪問している先などは特にそうなのですが、前年と同じ内容の話をする訳にはいかないため、当然、より新しい情報、より付加価値の高い話をするように準備して講師は当日を迎えます。

一方、聴講者も昨年の講義を思い出しながら聴講し、その上で情報を積み上げようとする姿勢が見うけられますので、聴講者・講師の双方ともにレベルアップが図られるような気がします。

実際、同じ研修先で実施しているワークショップの仕上がりを数年前のものと比較してみたところ、出来栄えの差に驚いたことがありました。

 

まとめ

以上が過去に何度かお話させていただいたことのある聴講者の方々の前で、講演会・研修会の講師を務めて、改めて感じたことです。

ただし、気を付けなければならない点もあります。

それは、温かく迎えていただているので、仮に講義内容が振るわなくとも聴講者の方で気を使われ、実際よりも高めの評価をされる場合があると思います。したがって、聴講者の反応については注意深く見極めながら、甘えることなく、精進を続けることが大切なようです。