減少する海水浴客 -新潟県で人気の海水浴場は-

海水浴を楽しむ人たち

新潟経済社会リサーチセンターの高田です。

いよいよ海水浴シーズン本番です。

新潟県というと、「雪」のイメージが強く、新潟県のホームページ「新潟県あれこれ全国ベスト5(新潟県の日本一)によれば、スキー・スノーボード場の数は全国3位となっています。しかし、自然豊かな新潟県には、山だけでなく海もあります。「新潟県あれこれ全国ベスト5」によれば、新潟県は海水浴場の数でも全国3位となっています。

海水浴場に恵まれている新潟県ですが、海水浴客の入込数は減少しています。1994年には約771万人の入込数がありましたが、2015年は約246万人と3分の1以下にまで減少しています。

一方で、15年の海水浴客入込数をみると、県外からの入込数が約143万人(58.1%)を占めています。新潟県にとって、海水浴場が県外からの集客に役立っていることが分かります。

 

 

新潟県の海水浴客入込状況

公益財団法人日本生産性本部の「2015 レジャー白書」(調査対象は2014年)によると、海水浴の経験のある人は63.6%(経験率)、2014年に海水浴に行った人は9.5%(参加率)となり、過去には海水浴に行っていたが2014年に行かなかった人は54.1%(休眠率=経験率-参加率)となりました。様々なレジャーのうち、海水浴は最も休眠率の高いレジャーとなっているため、海水浴客を増やすためには、こうした休眠層に対するPRも必要と考えられます。

なお、県内で人気の海水浴場は下表の通りとなっています。たにはま、石地、関屋浜、東の輪、鯨波、なおえつは、現在も20万人前後の入込数がある人気の海水浴場となっています。

 

海水浴場入込客数上位10カ所

 

気象庁が公表した「向こう1か月(7月23日~8月22日)の天候の見通し」をみると、新潟県が含まれる東日本の日本海側では、日照時間が平年並みか少なく、平均気温も平年並みか低いと予報されています。日焼けが目的でないのならば、海でのんびり過ごすにはちょうど良い天候なのかもしれません。

にいがた観光ナビ(新潟県公式観光情報サイト)の「新潟県海水浴情報2016」には、海水浴場にある設備内容やバーベキュー、マリンスポーツの可・不可といった情報が提供されているため、お出かけ前に確認しておくと、大変便利です。