10月1日は「日本酒の日」。そこで日本酒の消費動向を調べてみました

 

新潟経済社会リサーチセンターの神田です。まもなく秋本番の10月を迎えます。ご存知の方も多いと思いますが、10月1日は「日本酒の日」です。

 

日本では12種の動物にたとえられている十二支は、本来は1年の月の記号です。その10番目にあたる「酉」は、日本では「トリ」と読まれますが、元来壷の形を表す象形文字で酒を意味しています。そこで日本酒造組合中央会が日本の国酒である日本酒を後世に伝えたいという思いなどを込めて1978年に10月1日を「日本酒の日」と定めました。

 

日本酒 都道府県別

 

全国の日本酒消費量は緩やかな減少傾向

それでは全国の日本酒の消費量はどうでしょうか。国税庁が公表している「統計年報」によると、平成27年度の日本酒消費量は前年度比0.3%減の555,644klとなっています。平成23年度以降の推移をみても緩やかな減少傾向にあります。

 

 

都道府県にみた日本酒の消費動向は?

都道府県別に日本酒消費量をみると、東京都が71,864klで全国トップとなっています。このほか、上位では大阪府が34,615kl、神奈川県が30,977kl、埼玉県が25,692klと主に首都圏が上位を占めています。ちなみに新潟県は24,149klで全国5位に位置しています。

 

 

1人当たりの消費量では新潟県が全国トップ

1人当たりの日本酒消費量をみると、新潟県が10.48ℓで全国トップとなっています。以下、秋田県が7.83ℓ、石川県が7.50ℓなどとなっています。都道府県別では人口数に比例して首都圏が上位となっていますが、1人当たりでみると、東北や北陸地方の県が上位に位置しています。

 

 

おわりに

新潟県は全国一の酒蔵数を誇り、日本酒製造業は県を代表する地場産業のひとつになっています。そうした背景もあり、1人当たりの日本酒消費量が全国トップであるのかもしれません。

いずれにしても新潟県民は他県と比べて日本酒好きのようです。足元の日本酒消費量は減少傾向にありますが、消費者ニーズへの対応などにより、1人でも多くの日本酒ファンが増えることを期待したいと思います。