スポーツだけではない!イメージ・トレーニングを経営に活かす方法

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

ゴルフをする際に、「池に入れてはダメ」と意識すればするほど、「あぁ、やっぱり、入っちゃった…」とボールを池に落としてしまう時があると、よく聞きますよね。中には「ほんと、そうなんだよ~」と実体験のある方もいらっしゃると思います。

そのような話題に接すると、「それだけ、意識と体の動きは密接につながっているんだなぁ」と実感します。確かに、ブロゴルファーやフィギュアスケーターといったスポーツ選手の中には、イメージ・トレーニングに励む人が多いとも聞きます。

イメージ・トレーニングとは?

フリー百科事典「ウィキペディア」によると、イメージ・トレーニングとは…

 

スポーツのトレーニング法の一種。

実際に体を動かすことなく、動いている自分を思い描くことによって技術や戦術を向上させるもの。

イメージを思い描くことで、実際に動くときに集中力を高めやすく、また、雑念を払うのに役立つと考えられている。

 

「イメージ・トレーニング」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。

2010年8月17日 (火) 14:31 UTC、URL:http://ja.wikipedia.org/

 

と説明されています。

こうしたイメージ・トレーニングを「スポーツ選手だけでなく、会社の経営に活かしていきましょう!」という珍しいセミナーを先日、受講してきました。とても刺激的なセミナーでしたので、今日はその内容と感想をご紹介します。

 

テクニックだけでは成果につながらない理由とは?
(松野恵介✕尾崎里美コラボレーションセミナーより)

私が受講したのは、マーケティングコンサルタントの松野恵介先生と、(有)G-nius5の代表 尾崎里美先生による「コラボセミナー」です。

 

松野恵介先生・尾崎里美先生のコラボセミナー

▲(有)ガイア「Facebookページ」から写真をお借りしました

 

「なるほどー」と感じた点を私なりに解釈してみると、次のようになります(講師ではなく、あくまでも私なりの解釈です)。

 

♦頑張っているのに、会社として定めた営業目標や成果につながらない時があります。

♦目標とする成果に届かない理由は、経験上、2つあると思います。
①目標を達成するための方法がわからない、あるいは方法がまちがっている。
②「無理だろう…」と、そもそも、その目標が達成できると社員が思っていない。

♦このうち①については、多くの企業が目標を達成するための新しい方法・ノウハウについて、知り合いの企業に相談したり、専門家のアドバイスを受けたり、様々な研修会に参加したりして、手に入れようとされます。

♦でも、それだけでは上手くいかない時があります。社員が「そのようにできたら良いけど、できるかな~」と不安や疑問に思っているからです。

♦つまり、目標を達成する方法・ノウハウといった「技」だけでなく、「達成できる!」と思う社員の「心」にも目を配る必要があるのです。いわば「心」と「技」が揃わないと、成果につながりにくいのです。

♦「もっと一生懸命に頑張れ!」と叱咤激励するだけではなく、社員1人ひとりが「達成できる」「絶対乗り越えられる」と確信してもらう必要があります。そう思ってもらうためにイメージ・トレーニングを活用しましょう。

 

以上が私の心に強く残った点でした。

もちろん、目標を達成するための具体的な方法・ノウハウといった「技」に関するお話もありました。また、社員への声のかけた方やイメージ・トレーニングのやり方など、「心」の対応策についても、たっぷりと教えていただき、満足度がとても高かったです。

 

 セミナーを受講してみて

セミナー終了後、最初に感じたのは「何事も過剰に不安になったり、恐れたりすることが一番、良くないことなんだなぁ」という点です。

例えば、冒頭の「池に入れてはダメ」と不安に思えば、意識が池に集中し、その結果、体も池へと方向づけられます。また「売上を前年より下げではダメ」と不安に思えば、「下げる」ことに意識が向けられ、自然と体もその通りに動こうとします。

もちろん、細心の注意を払い、リスクを取り除くことは大切です。ただし、注意が不安に変わらないように、「用心する」程度にとどめておく方が良いようです。

「大丈夫、真っ直ぐに打てる!」「大丈夫!売上は前年より上げられる!」と、空元気(からげんき)でも自分の意識を前向きに保っていきたいと思いました。

もちろん、自分だけではなく同僚の社員などにも、「大丈夫、あなたなら真っ直ぐに打てる!」「大丈夫!あなたなら目標を上回れる!」と声をかけ、やる気にさせるのではなく「その気」になってもらうようにサポートしていきたいです。