統計データで確認! 体操の参加人口

 

新潟経済社会リサーチセンターの神田です。

10月に入り、国内外で様々なスポーツ大会・イベントが予定されています。10月25日からはカタールの首都ドーハにおいて世界体操競技選手権大会が開催されます。そこで今回は、体操に関する統計データをご紹介します。ただし、競技としての「体操」ではなく、ラジオ体操や美容体操、ストレッチ体操など、手軽にできる「体操」の統計データについてお知らせします。

 

 

体操の参加人口

まずは、参加人口です。これは1年間に1回以上、当該スポーツをおこなった全国の人口を表すものです。なお、参加人口については、日本生産性本部「レジャー白書2018」¹を活用させていただきます。「レジャー白書」は1979年から毎年実施されている歴史のあるデータです。調査方法や用語の説明などについては、こちらの「明日は映画の日~レジャー白書からみる映画の特徴~」で確認してみて下さい。

下の表をみると、バスケットボールの参加人口は2016年で410万人となっています。スポーツ部門では第16位となっています。

日本生産性本部の「レジャー白書2018」によると、1年に1回以上、当該スポーツをおこなった全国の人口を表す「参加人口」は、下の表の通りとなります。このうち、「体操(器具を使わないもの)」の参加人口は2017年で2,230万人とスポーツ部門では第1位となっています。

 

 

体操の参加人口の推移

次に「体操」の参加人口の推移を確認してみます。直近10年の推移をみると、2013年までは減少傾向にありましたが、14年からは一転し緩やかな増加傾向にあります。なお、近年は「ジョギング、マラソン」と参加人口トップの座を争っています。

 

 

体操の性・年代別の参加率

続いて、「体操」を1年間に1回以上おこなった人(回答者)の割合を示した参加率について、2017年時点で性・年代別にまとめたものが下の図です。

 

 

全ての年代において女性の参加率が高くなっています。特に、70代では参加率が4割台半ばと他の年代と比べ高くなっています。参考までに5年前と比較してみると、女性では、20代、30代を除く全ての年代で割合が高くなっています。

 

 

体操の居住地別参加率

最後に、「体操」の参加率を居住地別に確認したいと思います。全国を24の居住地域に分けて参加率をまとめたのが下の表です。

サンプル数が少ないため調査年によって順位が大きく変動するのであくまでも参考程度ですが、2017年の「体操」の参加率については「北海道」が第1位となっています。以下、「大分・宮崎・鹿児島」「北陸」「大阪」の順となっています。なお、新潟の体操の参加率は全体の21位と、低い順位にとどまっています。

 

 

おわりに

今回の統計データをみると、近年、体操は参加人口が2,000万人を越えるスポーツとなっていることを確認できました。なお、今回ご紹介した体操のデータは、冒頭にお示ししたとおり、器械や手具などを用いずに行う体操で、一般にはラジオ体操や美容体操、ストレッチ体操などが想定されます。こうした点からも女性の参加率の割合が男性を上回っているものと思われます。本格的なスポーツの秋を前に、皆さんも健康維持に向けて気軽にできる体操を試してみてはいかがでしょうか。

 

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¹

公益財団法人 日本生産性本部「レジャー白書」の統計データを活用させていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

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