派手さはいらない!ご当地グルメの開発で絶対に失敗しない方法・3

「ご当地グルメの開発で絶対に失敗しない方法」と題して、連載でご紹介している新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

これまで、その土地ならではの料理を作る際には、「それなりの意図や理由をもとに決めないと、長続きする料理にはなり得ません」とお伝えしてきました。

それでは、どうやって料理内容を決めたら良いのか?このヒントを前回に続いて、ご紹介したいと思います。

 

その土地の雰囲気・景観に合った料理を意識する!

新潟県内の温泉地は、どちらかと言えば、ゆったりと落ち着ける地域が多いと思います。

したがって提供する料理も、きらびやかなものより、その土地の雰囲気・景観に合った優しさ、懐かしさ、安心・安全が感じられるものを目指した方が良いようです。

しかし、新しく料理を開発するとなると、見た目の派手な料理、従来と異なる変わった料理、非日常的な豪華な料理、複雑に手間を加えた凝った料理を目指してしまう時があります。

残念ながら、こうした料理は開発時点では良いと思っても、調理の手間が面倒であったり、コストが合わなかったり、お客様に提供する他の料理とのバランスがとりにくかったり、といった理由から、その後、徐々に作られなくなる場合があります。

 

松之山とろろ朝まんま

▲土地の雰囲気・景観を意識!

 

必要以上に手間をかけない!

したがって、当センターでは、地元ならではの新鮮な食材の良さを活かすことで、必要以上に手間を加えることなく、毎日でも提供できる料理をおすすめしています。

特に、大規模な旅館などでは、団体客のように、多くのお客様が一度に重なる際には、複雑に手間を加える料理を提供しにくい時があります。

そのため、規模を問わず、どのような旅館でも参加できるように、凝った料理ではなく、誰もが仕入れることのできる新鮮な食材を使い、できるだけ日常的に提供できる料理を目指した方が良いと思います。

 

なお、どうやって料理内容を決めたら良いのか?のヒントはまだ他にもあります。長くなりましたので、次回に改めてご紹介いたします。