「越後一の宮」が3つある?~新潟県は神社の数が日本一~

 

弥彦神社(弥彦村観光写真ライブラリーより)

弥彦神社 (弥彦村観光写真ライブラリーより)

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの高田です。

先日、日本が議長国を務める2016年の主要国首脳会議(サミット)の開催地が三重県志摩市になることが発表されました。

記者会見で安部首相は、「伊勢神宮の荘厳で凛とした空気を共有したい」と述べており、日本らしさをアピールしたサミットになりそうですね。

 

新潟県は神社の数が日本一

神社が日本らしさの象徴だとしたら、新潟県は最も日本らしい都道府県かもしれません。

というのも、新潟県は神社の数(宗教法人数)が日本一多いからです。

 

都道府県別の神社・寺院の数

 

新潟県に神社が多い正確な理由はわかりませんが、新潟県の人口が明治時代中頃まで日本一多かったからではないかとみられています。また、明治時代後期に神社を統廃合する合祀政策が行われましたが、新潟県ではあまり積極的に行われなかったとも言われます。

 

新潟県には「越後一の宮」が3つと「佐渡一の宮」が1つ

数ある神社の中で、その地域で最も社格の高いものが「一の宮」と呼ばれます。我が家では、厄払いや車の安全祈願など、お祓いが必要な時は「越後一の宮」である弥彦神社にお願いしています。

しかし、この「越後一の宮」は弥彦神社だけではありません。私はかつて上越市に住んでおりましたが、上越市で「越後一の宮」といえば、五智の居多神社でした。また、糸魚川市で「越後一の宮」といえば天津神社で、天津神社の境内には奴奈川姫を祀った奴奈川神社があります。

「一の宮」がいくつもあるのはおかしいと思う人もいらっしゃるでしょうが、お隣の越中国(富山県)には「一の宮」が4つあります。それぞれの神社が地域にとって重要な神社なので、1つでなければいけないということもないのでしょう。

一方、佐渡市は旧佐渡国となりますが、「佐渡一の宮」は度津神社1つです。そのため、県内には合わせて4つの「一の宮」があることになります。

おりしも今年は、1912年の大火で消失した弥彦神社が、1916年に御再建・御遷座してから100年となるため、様々なイベントが開催されます。せっかくなので、弥彦神社、居多神社、天津神社、度津神社という県内4つの「一の宮」を巡ってみるのもよいかもしれません。

なお、お参りの際は、一般的には二拍手の神社が多いのですが、弥彦神社は出雲大社などと同じく四拍手ですので、ご注意を。