決断できない人がいきなり決断できる人になる方法

 

こんにちは。新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

資料を揃えて読んだ、データのチェックも終えた、経験者の話も聞いた、でも、行動に向けた一歩が、なかなか決断できない…と悩んだことはありますでしょうか。

私どもの機関誌「センター月報10月号」では、考えすぎずに、即、行動に踏み出すためのヒントをご紹介しています。執筆は毎月、連載をお願いしているビシネス心理学講師 酒井とし夫です。

 

酒井とし夫先生201510

 

行動の拠り所

まずは酒井先生が相談者にアトバイスしていて一番困る返答のお話からです。

 

 

売上を上げたい、集客したい、販促計画を立てたい、起業したい、講師になりたい、自信を持ちたい、アガリを治したいetc…いろいろな相談を受けます。そんなとき、相手にアドバイスをしていて一番困ることは何だと思いますか?

それは、あれこれとアドバイスをした後で次のような言葉を返されることです。

「いや、ウチには○○がないから」

○○の部分にはだいたい次の言葉が入ります。

時間、前例、実績、知名度、能力、お金、人材、企画力、営業力、気合etc…。

つまり、「酒井さんの言うことはとてもよく分かるのだけれど、ウチには○○がないから『できない』のです」ということ。

(中略)

人生を変えたい、組織から脱して独立したい、自分の能力を発揮して人の役に立ちたい、売上を上げたい、お店を開きたい、部下の能力を伸ばしたい、アガリを治したい、自信を持ちたい、女性にモテたい…

そう口で言うのはカンタン。言うだけなら何万回でも言えますが、本当に本当に本当に本当に本当に本当にそうなりたいと心から思っているのなら、やるべきことはただ1つ。

それは“行動”。しかし、人はなかなか動かない。では、さくさくと行動するにはどうすればいいか?

それは“信じる” こと。ブルーオーシャン、ランチェスター戦略、心理学、マーケティング、キャズム理論、コアコンピタンス、ビジョナリー、EQ、直感、指導員、コンサルタント、自分、相手、特定の思想であれ、なんでもよいけれど信じる拠り所があれば人は行動が容易になります。

(中略)

「ウチには○○がないから」そう言って行動しないのは簡単。でも、考えるだけ、否定するだけでは結果は出ません。

勉強熱心な人、研究熱心な人、自分は頭が良いと思っている人、マイナス思考の人によく起こりがちな問題があります。それは分析中毒になってしまい「その方法では無理だ」「そんな前例はない」「別のやり方があるかもしれない」「まだ知らないことがあるかもしれない」と考えすぎ、分析しすぎの状態で行動につながらないということです。

行動なくしては結果はでません。

酒井とし夫(2015)「街でみつけた商売繁盛のヒント 今すぐできる選りすぐりのアイデア 第55回」『センター月報』2015年10月号

 

読み終えて

先月もご紹介した通り、「人はなかなか行動をしない生き物」ということですね。

だからこそ、例え多少の失敗をしたとしても、「行動力のある人にはかなわないものだなぁ」と改めて実感しました。