○○をあきらめた人、〇〇に失敗した人たちに…ターゲットを絞ったキャッチコピー

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第83回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『今、英語をあきらめた人たちに売れている○○』

 

世のなかには何かを成し遂げた人よりも、成し遂げることができなかった人の方が割合としては多く存在します。そして、何かを成し遂げることができなかった人というのはその「何か」に強い興味と関心を持っている人である、といえます。

例えばダイエットに成功した人よりも、できなかった人の方が多く存在し、そしてそれらのダイエットに成功できなかった人たちは間違いなく「ダイエットに強い興味がある人たち」です。

だから、このように「○○に一度失敗した人」「○○をあきらめた人」を再度ターゲットにしてビジネスを展開するという戦略があります。冒頭のキャッチコピーはこのような層の人を対象にしたコピーです。

次のように応用できます。

「一度、正社員をあきらめた人たちに話題沸騰の転職サイト」

「関節痛の治療をあきらめた人たちに口コミで売れている幻のひざサポーター」

「歯槽膿漏をあきらめた人たちに話題の職人の手作り歯ブラシ」

「今、英語をあきらめた人たちに売れている!努力しない聞くだけCD」

「結婚をあきらめた人たちの間で大評判!婚活ディスコナイト」

「今、視力回復をあきらめた人たちに爆発的に売れている1冊の本とは?」

「ダイエットをあきらめた人たちに話題!肉を食べてもOKな低糖質ダイエット」

「断捨離をあきらめた女性に人気の1日で分かる!整理収納セミナー」

 

このターゲットを狙う場合には、「以前は成し遂げることができなかったけれど、今回はできるかもしれない」と思ってもらうようなコピーを書けるかどうかがポイントになります。

 

(酒井とし夫(2017)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2017年10月号)

 

 

感想

私も「あきらめ」たり、「失敗」したりした経験が多いので、今回のキャッチコピーにはとても興味をひかれました。

酒井先生がおっしゃるとおり、誰もが順風満帆な人生を歩んでいるわけではありません。些細な失敗は多くの人が経験しています。だからこそ「あきらめ」や「失敗」を含んだキャッチコピーに目がいくのではないでしょうか。