他の○○はもう使えません!~お客様の声を活用したキャッチコピー事例~

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第80回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『他の○○はもう使えません!』

 

次のようなキャッチコピーパターンも広告ではよく使われます。

「他のフライパンはもう使えません」

「他の歯科医にはもう行けません」

「他の化粧水はもう使えません」

「他の野菜はもう食べられません」

「他の印刷会社にはもう頼めません」

もちろん、このパターンのキャッチコピーには「他のフライパンはもう使えません。このフライパンはそれほど素晴らしい商品なのです」という、その商品の性能や価値の高さが暗示されているわけです。

広告の紙面構成としてはこういったキャッチコピーで読み手の興味を引き、その下に実際に商品を使用したお客様の感想や声が紹介されますが、その感想では、「なぜ他の商品はもう使えないのか」が説明されることになります。そして、その説明自体は自社商品と他社の差別化ポイントや優位性がお客様の口を通して語られることになります。

他人の口を借りて自分(自社、自社商品)の優位性を伝えることを心理学では「マイフレンド・ジョン・テクニック」といいますが、これは相手に影響を与える効果的なスキルの1つになります。

その後の広告紙面では、今回お申し込みいただいた方への特典の紹介へ続きます。特典は5個以上あると効果が高まります。また、キャンペーン期間や申し込み締め切り期間が明示されることもありますが、これも読み手を行動に促すテクニックです。最後に電話、メール、サイト、FAX等の連絡先へと誘導する構成になります。

 

(酒井とし夫(2017)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2017年8月号)

 

 

感想

以前、「お客様の言葉を活用~事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方・11」の投稿でもお伝えしましたが、お客様の言葉を活用したキャッチコピーは、反応が良い時があります。そのため、キャッチコピー作りで困った時には、過去にお客様からいただいた声を思い出してみると、良いヒントになると思います。