高額商品を販売する際のキャッチコピーの方法とは?~1日当たり、1回当たり、1食当たり、100g当たり、1袋当たり~

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第79回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『1日当たりわずか◯◯円』

 

次の2つのコピーを比べてみてください。どちらにお得感を感じますか?

 

「1杯19円」

「1袋3,800円」

なんとなく前者は安く感じ、後者は高く感じますよね。このコピーはお茶を販売するチラシに書かれていたものです。200袋入りのお茶が3,800円なので、1杯当たりに換算すると19円ということです。

人は分割された数字を割安に感じやすいという性質を持っています。そのため高額品やリピート型の商品のCMでも次のように分割した金額を全面に打ち出すコピーが使われます。

「1日わずかコーヒー1杯分で一生涯の保障が受けられます。」

「1カ月当たりわずか1,980円です。1日60円ちょっとで憧れの商品がお手元に届きます。」

「月々2,000円で乗り放題!今こそ買い」

「1日わずかコーヒー1杯分で一生涯の保障」…ということは、コーヒー1杯350円×365日×30年=380万円以上の高額商品ということです。

しかし、このような高額商品であっても「1日当たり」「1カ月当たり」「1人当たり」「1個当たり」で換算して、それを広告コピーで訴求すると読み手はお得感を感じるようになります。

(スーパーの肉や野菜のPOPコピーで総額ではなく、100g当たり単位の金額で表示されているのも同じ理由です。)

さて、あなたの取り扱い商品やサービスは1日当たり、1回当たり、1食当たり、100g当たり、1袋当たりに換算するとどのような訴求ができるでしょうか?

 

(酒井とし夫(2017)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2017年7月号)

 

 

感想

高額な商品を販売する場合などに、特に応用できるキャッチコピーです。

酒井先生がおっしゃるとおり、自社商品を使用頻度・使用回数などの観点から、どのように表現できるのかを考えると、キャッチコピーのヒントとなりそうです。