実は最初は不安でした・・・お客様の声を活用したキャッチコピー

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第74回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『○○は実は最初は不安でした。でも、すごくよくなりましたね!』

 

お客様は初めての人、お店、会社からものを買うときにこう思います。

「大丈夫かな。不安だな。心配だな。損しないかな。失敗しないかな」

でも、お客様から「実は不安なんですけど」ともいいづらいし、売り手側からも「不安でしょ?」とも聞きづらい。そこを解決できるのが、広告でのお客様の言葉です。

私はインターネットでDVDやセミナー動画を販売していますが、お客様からの感想文やメールで

「実は最初は不安だったんです」

「かなり迷いましたけど、申し込んでよかったです」

という感想をみつけるととても嬉しくなります。

なぜなら、その感想やメールは広告で使えますから。

自分で「私を信用してください」と100回いうよりも、お客様からの声で「実は最初は不安でした。でも、買ってみたらとてもよかったです」というコピーをみせてあげたほうが説得効果は増します。

同様に商品の特徴やウリについて言及している感想も広告コピーとして効果を発揮します。

これを心理学でマイフレンド・ジョン・テクニックといいます。

「友達のジョンがいってたんだけどさ…」

というように第三者の口を借りて、自社のよさを伝えるとそれは相手に伝わりやすい、ということです。

「実は最初は不安でした。心配でした…」そんな声をみつけたら、ぜひ、その声を広告コピーで使ってください。

 

(酒井とし夫(2017)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2017年2月号)

 

 

感想

どんな少額な買い物でも失敗はしたくないものです。そのため、初めて購入する製品やサービスの場合、購入にためらいを感じるものです。

そんな時に「実は最初は不安でした」といったキャッチコピーを目にすると、当然、その後の文章が気になります。しかも、その文章が不安を消し去る内容ならば、購入者にとってはたいへん助かる情報となります。製品やサービスだけではなく、情報伝達においても、お客様への「お役立ち」を常に意識したいとものです