禁止する~事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方・7

 

こんにちは、新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」について、ご紹介します。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師・酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

売れるキャッチコピーの作り方

今回のお手本キャッチコピー

『この事実に目を通すまで○○に入らないでください』

 

人は「禁止」されると逆にそのことに対して強い興味を持つようになります。

昔話でも「戸を開けないでください」「中を見ないでください」と言われた主人公がその禁止事項に強く興味を持ち、我慢ができなくなって戸を開けたり、箱の中を覗いてしまう話があります。

また、子供が「触ってはいけません」と親から禁止されると余計にその対象物に興味を示します。

人は「…しないでください」と言われると、とても気になる生き物なのです。

そのため、例えば

「この事実に目を通すまでエステには通わないでください」
「この事実に目を通すまでリフォーム工事には入らないでください」
「この事実に目を通すまで学習塾には通わないでください」
「この事実に目を通すまで新しいシステムの導入はしないでください」

といった禁止フレーズを含めたキャッチコピーで読み手の興味を引き、その後、一般的なエステやリフォーム会社、学習塾を選ぶ場合に失敗しがちな点を説明し、さらにその後で商品やサービスの上手な選び方のポイントを説明すると、読み手の興味を引きつけながら、スムーズに自社のセールスポイントを相手に伝えることが可能になります。

このキャッチコピーパターンは効果があるので、試さないでくださいね! !

 

(酒井とし夫(2011)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』No.456)

 

最後に

「人は禁止されると逆にそのことに対して強い興味を持つようになります」と言われると、「そう、そう」と納得される方も、多いのではないでしょうか。本当に、不思議なものです。

ただ、強い興味を持つ分、禁止するだけの理由や説明、情報がないと、「なーんだ」と逆効果にもなりかねません。

したがって、このキャッチコピーを使う場合は、「この事実に目を通すまで」の事実の部分に納得できる理由や説明をしっかりと用意したいものです。