5人に1人

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第68回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『約20%が○○で起きています』

 

今回取り上げたこのキャッチコピーは惜しいコピーのお手本です。

キャッチコピーに数字を入れると認識率が上がります。しかし、「20%」という数字だとそれが多いのか少ないのか直感的に分かりづらくなります。

そのため数字を使う場合には下記のようにイメージしやすい表現が必要です。

「火事の原因の5件に1件は台所で起きています」

「50代の5人に1人は資産が3千万円を超えています」

「小学生の10人に2人は朝食を食べていません」

このように数字を読み手が理解しやすい事例に置き換えるのがキャッチコピー作成のコツです。

また、数字をそのまま使う場合には要素のどちらに主眼を置くかによって読み手の受けるイメージが下記のように変わることにも注意をしましょう。

(1)「豚挽き肉 脂付肉20%」
(2)「豚挽き肉 赤身80%」

(1)「給料の2割を貯金しましょう」
(2)「給料の8割で生活しましょう」

(1)「成功の確率が20%あります」
(2)「失敗する確率は80%です」

上記は(1)(2)のどちらも同じような内容を伝えるコピーですが、読み手の受け取る印象は大きく変わります。

 

(酒井とし夫(2016)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2016年8月号)

 

感想

同じような言葉でも、使い方によって随分、印象が異なります。言葉はなんとなく使うのではなく、意図をもって使うことが大切なのだと改めて実感しました。