あなたはどのタイプ~身体感覚タイプ・視覚タイプ・聴覚タイプ

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第61回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『手にとるようにわかる○○』

 

人は身体感覚タイプと視覚タイプと聴覚タイプの3つに分かれます。

そしてタイプによって影響を受ける言葉が異なります。

「手に取るように分かる」というのは身体感覚に訴える表現です。

「視野が広がる」というのは視覚に訴える表現です。

「小鳥のさえずりで目覚める」は聴覚に訴える表現です。

「絹のようなサラサラ感」は身体感覚に訴える表現です。

「目からウロコの」は視覚に訴える表現です。

「お子さんの心の声が聞こえていますか?」は聴覚に訴える表現です。

「1度手に取ってご覧ください」は身体感覚に訴える表現です。

「夏の海に沈む夕日のように真っ赤な○○」は視覚に訴える表現です。

「ドっカーン!カミナリが落ちたような衝撃プライス」は聴覚に訴える表現です。

広告コピーを書くときには自社のターゲット層は身体感覚タイプと視覚タイプと聴覚タイプのどのタイプが多いのかを考えながら文章を書くと訴求効果が高くなります。

また、コピーの作り手は無意識に自分の得意なタイプの表現を多く使います。つまり、コピーライターが身体感覚タイプであれば、その人が作った文章には身体感覚表現が多くなります。するとその文章は身体感覚のお客様には伝わりやすいけれど、視覚タイプや聴覚タイプのお客様には伝わりにくいものになってしまいます。

そのため、1度コピーを書いた後の編集作業で身体感覚表現、視覚表現、聴覚表現をちりばめると文章の訴求対象が広がり、かつ各タイプへの説得力が増します。

もちろん、この言葉の使い方は広告コピーのみならず、接客やセールストークでも応用できるものです。

 

(酒井とし夫(2016)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2016年1月号)

 

感想

自分自身がどのタイプに当てはまるのか?は興味深いところです。

以前、酒井とし夫先生がプレジデント社「PRESIDENT Online」に寄稿された文章を読むと、タイプ分けに関する記載箇所がありましたので、参考のために以下のとおり、ご紹介いたします。

 

「南国の海を想像してください」と言われたときに、青い海や白い雲を思い浮かべるような人は視覚型。波音やカモメの鳴き声が聞こえてくるような人は聴覚型。水の冷たさや砂浜を歩く足の裏の感覚、太陽のジリジリした感覚を感じる人は身体感覚型です。

 

ファーストアドバンテージ代表 酒井 とし夫(2012)「商売心理学のプロが伝授。嫌味なく買う気へ誘う秘策」『PRESIDENT Online2012年9月17日号.プレジデント社
http://president.jp/articles/-/12875?page=2 <2017年8月28日アクセス>

もちろん、このタイプ分けだけでなく、様々な方法で確認した方が良いと思われますが、このタイプ分けでは、私の場合「聴覚型」でした。「聴覚」に訴える方法に自分自身が反応しやすいかどうか、しばらくの間、試しに確認してみたいと思います。