よく分かる!選び方~事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方・6

こんにちは、新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」について、ご紹介します。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師・酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

売れるキャッチコピーの作り方

今回のお手本キャッチコピー

『よく分かる○○選び』

 

お客さんがモノやサービスを購入する時には「選ぶ段階」と「買う段階」があります。

多くの会社やお店はお客さんにすぐに「買う」ことを迫りますが、それでは「選ぶ」という段階を飛ばしていることになります。

だから、あなたがお客さんに対して「選ぶ基準」を教えてあげると、お客さんは「選ぶ→買う」というプロセスをスムーズに進むことができます。

そして、お客さんはこのプロセスの中で「選ぶ基準」を教えてくれるあなたの会社やお店のファンになることが多くなります。

例えば「よく分かる中古車選びのコツ」というタイトルのチラシ、小冊子を配布する、あるいはミニセミナーを開催すると、中古車を買おうと考えている人の「選ぶ段階」にあなたの会社がスッと入ることができます。

他の会社は大抵「買ってください」という訴求をしていますが、あなたはお客さんに「選ぶ基準」を教えてあげることになるので専門性や誠実さを訴求することができ、その結果としてお客さんはあなたの会社に信頼感を抱くことが多くなります。

冒頭のキャッチコピーは「お客さんというのは『選ぶ→買う』というプロセスを踏むのだ」ということをよく理解している会社が使うコピーパターンなのです。

 

(酒井とし夫(2011)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』No.455)

 

最後に

突然ですが、あなたはQ&Aサイトを閲覧したことがありますか?
なお、Q&Aサイトとは……

 

利用者が質問を公開し、回答を募って疑問を解消する仕組みを提供するウェブサイトのことである[1]。質問サイト[2]、Q&Aコミュニティ[3]ナレッジコミュニティとも呼ばれる[4]

「Q&Aサイト」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2014年4月13日 (日) 10:25 UTC、URL:http://ja.wikipedia.org/

と説明されています。

例えば、Q&Aサイトで「中古車選び」と入力すると、様々な悩みが寄せられていることがわかります(例えば、こちらのサイト)。つまり、買いたくても、どう選んで良いのか分からなくて困っている人がたくさんいらっしゃるんだと思います。

したがって、酒井先生がおっしゃるように、「買ってください」という訴求だけではなく、お客様にまずは「選ぶ基準」を教えてあげることも必要だということですね。

例えば、同じ自動車関連業界ならば、「燃費にやさしいエンジンオイルの選び方」「家族の安全を守るタイヤの交換時期とその選び方」「家計を助ける車両保険の選び方」などが「選ぶ基準」に該当すると思います。

もし、機会があれば、お客様に教えてあげられる「選ぶ基準」について、自社内で話し合い、書き出してみると良いかもしませんね。