マイナスからプラスへ~学習塾、理美容室などでのキャッチコピー事例~

 

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第52回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師 酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

売れるキャッチコピーの作り方

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

広告コラム

今回のお手本キャッチコピー

『E判定からの大逆転○○法』

 

大金持ちの家に生まれ、子供の頃から神童と呼ばれ、スポーツ万能で頭脳明晰、しかも性格が良くてハンサムで女性にモテモテ、そんな私が人生に成功するための心構えをお話しましょう…。そんな話には嫉妬してしまうのが人間心理。

そして古今東西、人は挫折や失敗からの復活、あるいはどん底からの大逆転といったストーリーに惹かれます。ヒットした映画や小説にもこのストーリーパターンが多いのですが、キャッチコピーも同じです。「マイナス→プラス」の順序でコピーを作成すると、読み手の心をつかむことができます。(中略)

「観客3人の路上ライブからの大ヒット!声の使い方一つで人生を変えるボイストレーニング」(中略)

「学年ビリからの大逆転!有名大学に合格(うか)った子供部屋の作り方」(中略)

「地味顔からの大逆転。人生を変える髪型とメイク特集」

「手足が凍えるほどの冷え性からの大逆転。身体がポカポカになる足首ウォーマー」

「過疎からの大逆転。観光客が激増した町おこしの秘密」(中略)

この「マイナス→プラス」の作成パターンは効果的なキャッチコピーを書く王道的なスキルの一つです。

 

(酒井とし夫(2015)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2015年2月号)

 

感想

酒井先生がおっしゃる通り、人は他人の自慢話より苦労話・失敗談に共感しやすい面があると思います。だからこそ、「マイナス→プラス」の順序が効果を発揮するのかもしれません。