みんなが買っている~事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方・5

こんにちは、新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」について、ご紹介します。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師・酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

売れるキャッチコピーの作り方

今回のお手本キャッチコピー

『みんなが買っている、人気○○ベスト10』

 

このコピーは一見なんのひねりもないように思えますが、実は意外によく考えて作られてい
ます。

「みんなが」という言葉は「多くの人が選んでいる」という印象を読み手に与えます。これによって心理学の社会的証明と呼ばれる「多くの人が選んでいるものだから、きっと良いものだ」という効果が期待できます。

そして「ベスト10」という言葉も良いです。人はなぜかランキングに興味を持ちます。○○ランキング、○○番付、○○ヒットチャート等の言葉がTVや雑誌ではよく使われますが、その理由は視聴者が興味を持ち、視聴率が上がるからですね。

化粧品店、DVDレンタル店、書店等にはランキングコーナーがありますが、これもそのランキングの中から商品がよく売れるからです。

現代は情報が氾濫しすぎていて、お客さんは自分で「選ぶ」ことができません。だから、ランキングという基準があると選びやすいのです。

このキャッチコピーパターンを応用するとあなたの会社やお店でも「当店でみんなが食べている人気メニューベスト10」「多くの地元企業で採用されている当社の人気サービスベスト3」「今年みんなが買っている、婚約指輪人気ベスト5」といったコピーを簡単に作ることができます。

 

(酒井とし夫(2011)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』No.454)

 

最後に

今回は「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第1回でも、ご紹介したランキングを使ったキャッチコピーのお話でした。

ただし、第1回で異なり、「みんなが」という言葉を付けると、お客様により届きやすくなる場合もある、といった内容でした。

確かに自分の買い物を振り返っても、その製品・サービスについて、あまり知識がない場合、あるいは、それほどのこだわりがない場合は、「みんな」の評価を参考にする時が多いような気がします。

したがって、ランキングを使ったコピーは、初めて購入する時、購入するのに不安を感じている時などには、特に効果を発揮するかもしれませんね。