知って得する◯◯の知識~自動車販売店・スポーツ店でのPOP広告の事例紹介

 

こんにちは、新潟経済社会リサーチセンターの江口です。

本日は、定期的に掲載している「事例で学ぶ!キャッチコピーの作り方」の第26回です。

優れたキャッチコピーは集客や売上アップに大きな影響を与えます。ビジネス心理学講師・酒井とし夫氏が雑誌・新聞・Webサイト・書籍などで見つけたお手本となるキャッチコピーを解説します。コピー作りの参考としてご活用ください。

 

酒井とし夫先生のワンポイント広告コラム

売れるキャッチコピーの作り方

今回のお手本キャッチコピー

『知ってトクする○○の知識。成功するにはワケがある』

 

人には知識欲があります。そのため、ちょっとしたウンチク、雑学、裏話に興味を示します。

この知識欲を刺激することがキャッチコピーでは効果的です。

例えば、

「知ってトクする下取りの知識。愛車を高く売るにはコツがある」

「知ってトクする節税の知識。会社に利益を残すにはコツがある」

「 知ってトクするスイングの秘訣。体が小さくてもドライバーの飛距離が出るのにはこんなワケがある」

「知ってトクする腰痛の知識。腰痛の痛みはこうして治す」

こういったコピーを目にすると、続きを読んでみたくなりませんか。そのコツやワケを知りたくなった読み手は広告の本文を読むことになります。

上記の例で言うと「知ってトクする下取りの知識。愛車を高く売るにはコツがある」というキャッチコピーから続く本文に、下取りの査定前に「洗車をする」「社内の臭いを取る」「タッチペンやコンパウンドで小さな傷を修理する」「不用品を車内に置かない」といったことを行うと、良い査定結果が得られやすいことを説明して、その後で「下取り査定は複数の業者に見積もりを依頼することをお勧めします。当社は○○地区で車買取り実績NO.1のお店です。ぜひ、当社にも、あなたの愛車を査定させて下さい。ベテラン専任スタッフがすぐにお見積もりいたします。お電話はこちら」という誘導を行うことになります。

人には知識欲があるのですから、自社の商品やサービスを訴求するのは、その知識欲を満たしてあげてから行う方が効果的です。

 

(酒井とし夫(2013)「ワンポイント広告コラム」『センター月報』2013年5月号)

 

感想

「知ってトクする◯◯の知識」と同じようなキャッチコピーに、「知っておきたい◯◯の秘訣」というパターンをよく見かけます。

その一方で、「知らないと損する◯◯の知識」「知らないと恥ずかしい◯◯の知識」といった「マイナス」の感情に焦点をあてたキャッチコピーも見かけます。

ケースバイケースで使い分けると、POP広告の幅が広がるかもしれません。