経営のヒント~新潟県内の企業経営者からお話を聞いて感じたこと~技術に偏らない

 

新潟経済社会リサーチセンター銀山です。

本日は、先月から連載を始めた「経営のヒント~新潟県内の企業経営者からお話を聞いて感じたこと~」シリーズの第3回をお伝えいたします。

 

新潟県内企業経営者

 

技術に偏りすぎず、バランスよく経営する

製造業の優良企業を中心に、技術力に強みがあったり、先進的な技術を駆使してモノづくりをしている企業は、県内でも多いです。しかし、そのような企業の経営者の方から、お話をうかがうと「技術に偏り過ぎないことが大事だ」といわれることが多かったです。

たとえば、経営不振に陥った家電メーカーなどでは、経営会議などで営業部門が決めた事なども、技術幹部が反対すればくつがえるというくらい技術陣の強いケースが多かったと聞いています。営業目線や顧客目線を失い、技術最優先では徐々に売れなくなってしまうのも仕方ありません。

そのような教訓を学ばれているかはわかりませんが、優良企業の経営者の方は、バランスが大事だといわれる方が多かったです。日本人の気質として技術を追求し、他のものが見えなくなりやすいというところもあるかも知れません。優秀な経営者はそうしたところを見抜き、技術にはまり過ぎないということを経験則で知っているのではないかと感じました。

 

まとめ

優良企業は様々な工夫に取り組んでいると思いますが、私が多くの企業を回って感じたことを今日はご紹介させていただきました。

日本人は凝り性であり、ついつい深みにはまることが多いと思います。また、成功体験を捨てることは自己否定につながり、なかなか出来ないものです。一度、技術で成功すると、そうした心理が働きやすくなるのではないでしょうか。技術や営業、組織などの経営を構成する要素がバランスよく機能している状態が大事だと改めて感じました。

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【これまでの連載】

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