経営のヒント~新潟県内の企業経営者からお話を聞いて感じたこと~製品の改善サイクルを回す

 

新潟経済社会リサーチセンター銀山です。

私は新潟県内の主要企業にヒアリングを行なう産業動向調査や、センター月報の探訪という経営者へのインタビューコーナーを担当しています。優良企業の経営者や管理者の方からお話をうかがうなかで、シェアが高い企業や差別化できている企業は様々な工夫に取り組んでいると最近、強く感じるようになりましたので、今回はその1つをご紹介いたします。

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製品の改善サイクルを回すことができている

製造業のなかの優良企業を訪問させていただき、お話をうかがうなかで、気づいたことは製造設備を自社で作り、自社で生産プロセスや製品を改善する手段を持っている企業が多いということです。

優良企業は機械を1から作ってしまったり、購入したものであってもアレンジしてより精度の高いものに改良していたりする企業があります。

製品を生み出す機械が自社独自のものであれば、他の企業が真似しようとしても簡単には真似できないものになります。また、自社で製作した機械であれば、改良や改善、工夫などを自分たちですぐに行なえることができます。

したがって、製造プロセスの改善のサイクルを早く回すことが可能となり、その積み重ねの結果、いつのまにか他社よりも精度の高い製品を生産できたり、効率良く低コストで生産が可能となったりした企業を多くみてきました。

 

積み重ねが大事

こうした優良企業も当初から機械を自社で製造できるようになったわけではありませんでした。人材を集め、技術を蓄積し、その生産プロセスの改善のサイクルを回転させていった結果です。

中小企業がいきなり、製造設備を自社で開発することは難しいですが、産官学連携なども含めた外部の資源を利用しつつ、技術力の向上を図り、少しずつでも自社でコントロールできる範囲を広げて製品の改善サイクルを回すことができるようにすることが大事だと感じました。

 

 まとめ

優良企業は様々な工夫に取り組んでいると思いますが、私が多くの企業を回って感じたことを今日はご紹介させていただきました。企業は常に改善のサイクルを回すことにより、昨日より今日、今日より明日という形で一歩一歩、前進することで、いつしか大きな違いを生み出せることを実感しています。今後も取材を通して、実感したことをお伝えしていけたらと思います。